Googleモバイルの新しいデザイン、ご利用いただいてますか?



携帯は多くの皆さんにとって、簡単に素早く何処ででも情報をチェックするツールになっているかと思います。今回の大幅な Google モバイルトップページのリニューアルは、そういったニーズに応えるための試みの大きな一歩です。

ここでは、代表的な機能を少しご紹介させていただきます。

新しくなった Google モバイルで検索すると、キーワードにより適した検索結果を結果画面の上部に表示するようにしました。

* タレント名、車種、動物などのキーワードの場合、画像情報を求めていると思われる検索にはイメージ検索の結果をまず最初に表示します。

* 「 パスタ 渋谷 」 などと検索すると、渋谷付近のお店を表示する他、地名キーワードを自動的に理解して記録します。

* その後 「 ケーキ 」 や 「 歯医者 」 などのキーワードを入力すると、過去の実績から Google は地域情報を探していると想像して、渋谷付近にある 「 ケーキ 」 屋や 「 歯医者 」 情報を最初に表示します。場所の変更は簡単にできますし、以後 「 カメラ 新宿 」 などの検索をすれば自動的に 「 新宿 」 が地名の記録に残ります。よく使う場所をこうやって随時追加しておくと、履歴からクリックするだけで簡単に設定変更もできます。

* もちろん、その他の検索をしていると思われるキーワードに対しては、携帯サイトと PC サイトの検索結果から表示されますし、上記の検索結果の下部にも携帯サイトの検索結果は表示されます。



このデザインにより、ウェブ検索、携帯サイト検索、ローカル検索などを事前に選択しないでも、1 回の検索で色々な情報を一覧できるようになりました。

また、モバイルならではの使い勝手を増すため、地図や乗り換え案内、天気予報、ニュース、Gmail などのサービスがすぐに 1 クリックで利用できるよう、トップページに用意しました。

また、新しい Google モバイルは、トップページをカスタマイズできるようにしました。RSS フィード 、モバイル Google ニュースのヘッドライン、Gmail の新着メール情報など、好きなコンテンツを追加、並び替えしてトップページを設定することができますから、最初の 1 ページだけで大事な情報の一覧を確認することも可能になりました。

携帯のブラウザで http://google.jp のトップ画面から [ 新デザインをチェック ] をクリックしてご利用いただけます。新しくなった Google モバイルを是非お試しください!

時刻 15:32

Picasa ウェブアルバム:位置情報+モバイル



今日、Picasa ウェブアルバムの新しい機能を日本で公開しました!

デジタル写真や画像をオンラインで共有、検索できる Picasa ウェブアルバムには、「 Map Your Photo 」 機能を加えました。今まで時間軸、イベント別で整理していた写真を、今なら地理的にも整理できます。GPS 機能がついているカメラや携帯電話で撮影した写真だと、Picasa ウェブアルバム上の Googleマップの位置に各写真が表示されます。位置情報がついていない画像も、ウェブブラウザーから場所を検索して、ドラッグ & ドロップで写真の位置を地図上に簡単に指定できます。また、アルバムのスライドショー機能を利用すると、撮影した写真の場所が見え、 旅行日記などもっと面白くなります。

例えば、新婚旅行でイタリアに行ってきました。その写真を地図で並べると、そこに行ったことがない家族や友達にとって分かりやすいし、自分たちが見ても時間と場所を思い出してくっきりなイメージが湧きますね。「 あんなに遠く歩いたんだ!ずいぶん疲れたけど、ミケランジェロ広場から見たフィレンツェはきれいだったね! 」 または、お父さんがマラソンに挑戦したとき、途中で撮った写真を地図のコースの上で出すと面白いでしょう。



そして携帯からアクセスできる Picasa モバイルも公開しました。Picasa ウェブアルバムにアップロードした自分の写真、お気に入りの友達の写真や、公開されている写真が携帯からブラウズ、検索でき、コメントも追加できます。モバイルは今のところ閲覧のみですが、これからもより便利にしていきますので、ぜひ携帯のウェブブラウザーから http://picasaweb.google.co.jp にアクセスしてみてください。



時刻 14:45

Google Web Toolkitで遊んでみました その2



その1からの続きです。今日は実際にGWTを使ったアプリケーションの開発に挑戦してみました。ただ、いきなりAJAX的にサーバとクライアントの間で非同期に通信をおこなうアプリケーションを作るのは大変なので、とりあえずGWTのクラスライブラリに慣れるために単純なコードを書いてみました。

まず適当なディレクトリを作り、そこから以下のようにapplicationCreatorを実行します。引数は適当なパッケージ名+メインのクラス名です。
applicationCreator com.google.code.myproject.client.MyApplication

するとHello World的な単純なアプリケーションのコードが生成されます。MyApplication-shellを実行すると以下のようなホステッドモードの画面になります。



これをひな型として、不要な部分を削り、必要なコードを加えていくことでオリジナルのアプリケーションを作成します。

具体的にはsrc/com/google/code/myproject/client/MyApplication.javaを編集して、ホステッドモードでRefreshボタンを押すだけでOKです。JavaScriptプログラミングと同じノリですね。GWTのウィジェットが実際にHTML内にどのように配置されるかはwww/com.google.code.myproject.MyApplication/MyApplication.htmlというHTMLファイルを編集して決めます。

今回作成したプログラムは以下の通りです。Googleの高度な次世代テクノロジーにより、正確かつ客観的に中年であるか判定します。
package com.google.code.myproject.client;
// GWTクラスライブラリのAPIドキュメントは以下のURLを参照。
// http://code.google.com/webtoolkit/documentation/gwt.html
import com.google.gwt.core.client.EntryPoint;
import com.google.gwt.user.client.ui.ListBox;
import com.google.gwt.user.client.ui.ChangeListener;
import com.google.gwt.user.client.ui.Label;
import com.google.gwt.user.client.ui.RootPanel;
import com.google.gwt.user.client.ui.Panel;
import com.google.gwt.user.client.ui.Widget;
// 使用可能なJavaクラスの一覧は以下のURLを参照。
// http://code.google.com/webtoolkit/documentation/jre.html
import java.util.Date;

/**
* MyApplicationをEntryPointインタフェースのonModuleLoad()メソッドを実装したクラスとして定義。
*/
public class MyApplication implements EntryPoint {
private ListBox yearBox;
private ListBox monthBox;
private ListBox dateBox;
private final Label label = new Label();

// 年月日を選択するリストボックスが変更されたときに呼ばれるリスナー。中年判定をおこない、
// 結果文字列をlabelにセットする。
private class BirthdayChangeListener implements ChangeListener {
public void onChange(Widget sender) {
try {
int year = Integer.parseInt(yearBox.getValue(yearBox.getSelectedIndex()));
int month = Integer.parseInt(monthBox.getValue(monthBox.getSelectedIndex()));
int date = Integer.parseInt(dateBox.getValue(dateBox.getSelectedIndex()));
// 35歳の誕生日(0時0分)
Date birthday35th = new Date(year - 1900 + 35, month - 1, date);
// 50歳の誕生日(0時0分)
Date birthday50th = new Date(year - 1900 + 50, month - 1, date);
// 今日の日付(現時刻)
Date today = new Date();
// 日付の前後関係を使って判定する。現在の年齢を計算するより簡単。
if (today.after(birthday35th) && today.before(birthday50th)) {
label.setText("You are middle aged.");
} else {
label.setText("You are not middle aged.");
}
} catch (Exception e) {
// 例外処理: 数字をリストボックスで選択するだけなので通常はエラーは起こらない。
// 2月31日のようにカレンダー上に存在しない日を入力しても例外は発生しないらしい。
label.setText("Exception: " + e);
}
}
}

// 一定範囲の数字を選択するためのListBoxを作って返す。ListBoxには
// 上で定義した BirthdayChangeListener をリスナーとして登録。
private ListBox createRangeMenu(int start, int end) {
ListBox listBox = new ListBox();
for (int i = start; i <= end; ++i)
listBox.addItem(String.valueOf(i), String.valueOf(i));
listBox.addChangeListener(new BirthdayChangeListener());
return listBox;
}
/**
* EntryPointインタフェースの実装。モジュールがロードされたときに呼ばれるので、
* ここでインスタンスの初期化をおこなう。
*/
public void onModuleLoad() {
yearBox = createRangeMenu(1900, 2000);
monthBox = createRangeMenu(1, 12);
dateBox = createRangeMenu(1, 31);
// ここでは簡単のため、MyApplication.html に最初から用意されている slot1, slot2 という
// 要素に年月日のListBoxと判定結果labelをそれぞれ配置する。
Panel slot1 = RootPanel.get("slot1");
slot1.add(yearBox);
slot1.add(monthBox);
slot1.add(dateBox);
RootPanel.get("slot2").add(label);
}
}




冗談はともかく、このような小さなアプリケーションでもGWTの有効性は実感できました。GWTのウィジェットやイベントはAWTやSwingと似ていますし、慣れているJava用のエディタやデバッガが使えるのは、新しいことをおぼえるのが億劫になりつつあるお年頃の人間にとっては助かります。コンパイル時のエラーでいくつかのバグを未然に防ぐことができましたし、実行時のバグもExceptionが(制限つきながら)使えるおかげで簡単にわかりました。

ただし、どんなJavaプログラムでもJavaScriptに変換できるわけではありません。この例ではjava.util.Dateを使いましたが、Java標準クラスライブラリはjava.langとjava.utilの一部しか使えません。スレッドが使えないといったやむを得ない制約もあります。GWTを使ったからといってJavaScriptでできないことができるようにはなりません。JavaScriptでできる範囲のことを、Javaのスタイルできれいに書くためのフレームワークがGWTなのだと思います。

GWTを使っているとJavaがクライアント側の開発に使われる言語だと考えられていた時代、つまりJavaといえばJavaアプレットだった時代を思い出します。いつの間にかJavaはサーバ側の開発にばかり用いられるようになってしまいましたが、思わぬ形でクライアント側に帰ってきたなあという印象です。GWTがブラウザ毎の違いを考慮したコードを出力してくれるので、"Write once, run anywhere"的でもあります。

Googleで実際にGWTを使っている例としてはGoogle Image Labelerがあります。HTMLソースを見てみれば、gwt.jsを読み込んでいることがわかります。ちなみにこれは先日、当ブログで紹介されていたアレのGoogleによる実装です。

GWTはGoogleの提供する様々なAPIへの対応もおこなっていく予定となっており、現時点ではGoogle Gears APIを正式にサポートしています。GWTとGearsを組み合わせると、通常のデスクトップアプリケーションに近い操作性を持ったウェブアプリケーションの開発も容易になるでしょう。

最近は様々なウェブアプリケーション開発フレームワークが登場していますが、Javaプログラマの皆さんにはGWTもぜひ選択肢の一つに入れていただければと思います。

時刻 22:39

Google Web Toolkit で遊んでみました その1


私の場合、Google でエンジニアとして働いていても、C++ でサーバー側のコードを書いている時間が一番長かったりして、案外イマドキの Web2.0的技術、たとえば Google Maps API 等のウェブサービス API や JavaScriptを活用したフレームワークに触れる機会は少なかったりします。しかし、自社で公開している APIやライブラリを知らないのもアレですし、たまには新しいものに挑戦しないと世の中についていけなくなるのではないか、脳年齢の上昇に歯止めがかからないのではないか、セルライトが増加したり血液がドロドロになるのではないか、といった微妙な恐怖が生活習慣病予備軍を襲います。そんなわけで最近ちょっと気になっているのがGWTことGoogle Web Toolkit です。

GWTを一言で述べるなら、Java「だけ」を使ってAJAXアプリケーションを開発するためのフレームワークです。通常のウェブアプリケーションの開発では、サーバー側はJavaやPHPで、クライアント側はHTMLとJavaScriptで記述することになりますが、これはなかなか面倒です。JavaとJavaScriptのようにちょっとだけ似ていて異なる言語を使っていると頭がこんがらがります。それにHTMLとJavaScriptを本格的に使って凝ったUIを作ろうとすると、ブラウザ毎の微妙な差異を考えないといけませんし、デバッグも大変です。一方、GWTではクライアント側もJavaを使って開発することができます。まずJavaを使ってコードを書き、それが完成したら、GWTの機能により、それを同等の動作を実現するHTMLとJavaScriptに変換して、サーバーにアップロードして使います。エンドユーザー側はJavaの実行環境をインストールする必要はありません。通常のJavaScript対応ブラウザだけでそのウェブアプリケーションを実行することができます。

以下の画面はGWTに含まれているMail Appというサンプルアプリケーションを実行したところです。この時点ではあくまでもJavaアプリケーションがJVM上で走っているわけですが、画面表示用にはJVMと通信する特別なブラウザが用いられます。これをホステッドモードと呼びます。アプリケーションの開発やデバッグはこのモードで動作を確認しつつ、Java用のエディタやデバッガを使っておこなうことになります。




次の画面は同じアプリケーションをJavaScriptにコンパイルし、Firefoxで見たところです。これをウェブモードといいます。この時点ではもはやJVMは必要なく、IEやFirefoxといった一般的なブラウザさえあれば動作するようになっています。見た目はもちろん、動作も開発段階とほぼ完全に同じになります。デスクトップアプリケーション(Java)とウェブアプリケーション(HTML+JavaScript)が同じ動作をするのを見ると、ちょっと不思議な感じがします。いやはや、すごい時代になったものです。






これと同等の UI を最初から JavaScript と HTMLを書いて作ることは可能か?といえば、もちろん不可能ではないでしょうが、かなりJavaScript を勉強してからでないと難しいように思えます。一方、GWTはAWT や Swing を使ってGUIを開発したことのあるJavaプログラマであれば、短時間で習得できそうです。

ここまで読んでいただいて、もし興味を持たれた方は、次のような手順で実際にGWTで遊んでみることができます。ユーザ登録は不要ですし、インストールも簡単なので、Javaプログラマの皆様はぜひお試しください。オープンソースなのでGWT自体のソースコードも公開されています。


  1. GWT をダウンロードする
    http://code.google.com/webtoolkit/から最新の GWT をダウンロードします。2007 年 10 月現在、最新のリリースはバージョン 1.4.60 で、Windows 用、MacOS X用、Linux 用の 3 種類が用意されています。パッケージのファイルサイズはちょっと大きく、Windows 用のもので 19MB もあるのですが、これはApache Tomcat など、GWT を使った開発に必要なソフトウェア一式が含まれているためです。


  2. インストールは展開するだけ
    インストールはパッケージファイルをどこか適当なディレクトリに展開するだけです。もちろん Java2 SDK はあらかじめインストールしておいてください。


  3. サンプルを実行する
    たとえば上記の Mail Appであれば、samples\Mail ディレクトリの下に移動して、Mail-shellを実行するだけです。Compile/Browseボタンを押すと、本物のブラウザでどのように動作するか確認できます。ちなみにこれはあくまでもサンプルなので、実際のメールの送受信には使えません。

次回は実際にコードを書いてみます。


時刻 22:06

地球クリーンアップ ウィークエンドの報告

地球クリーンアップ ウィークエンド チーム


先週末、先日こちらのブログでも紹介させていただいたように、世界各国で「 地球クリーンアップ ウィークエンド 」 が実施されました。国内では、北は北海道札幌から南は山口県秋吉台まで、全国 26 ヵ所でこの呼びかけに呼応したクリーンアップ活動が行われました。 突然の地球掃除プロジェクトにもかかわらず、ご参加くださいました多くの皆様、本当にありがとうございました。


Google が呼びかけた港区台場の潮風公園での掃除プロジェクトには、Googler とその家族、友人など、総勢 30 人が参加しました。早朝は雲行きが怪しかったものの、集合時間の午前 9 時過ぎには陽が出て暑いほどに。1 時間半汗を流した結果、普段からきれいに掃除されている公園なのに、野球のバット、ボール、犬の首輪、 リードなどなど、分別されたゴミ袋 10 個がいっぱいになりました。



この潮風公園を含め、世界各地で行われた掃除プロジェクトのひとつひとつは本当に小さなものです。でも、たとえ小さくても、一歩進むことには大きな意味が あると思います ( ま、これは掃除だけに限りませんが )。この週末、Google が知っているだけでも、日本で 26 歩、地球全体だと何百歩か、きれいな地球に近づいたはずです。ぜひ、これからも一緒に地球をきれいにしていきましょう!








時刻 21:01

Gmail保存容量、大幅拡大のお知らせ


2004 年4月1日、Google は Gmail の提供を始めました。検索エンジンである Google がウェブメールの提供を始めるということと、その当時ではとても大きい容量と思われた 1G サイズという話に、多くの方々はエイプリルフールの冗談だと思われたようです。

Google が Gmail を提供しているのには、明確な理由があります。「 世界中の情報を整理して、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする 」 というミッション持つ Google にとって、当時一般に使われていたウェブメールにはいくつかの難点がありました。その中のひとつが、サーバーの容量です。限界容量に達しそうだから、過去のメールを削除する、ということが普通に行われていました。でも、過去のメールだって情報のひとつだ、と考える Google は 「じゃぁ、容量を心配して情報を削除する必要のないメールを作ろう 」 という思いでGmail を考えました。

Google は、ユーザーの皆様がより快適に Gmail をお使いいただけるように、保存容量の拡大に取り組んでいます。2004 年に提供開始された Gmail は、翌年4月、" Infinity + 1 " storage plan (" 無限 + 1" 容量プラン ) の一環として、保存容量の大幅な拡大を行いました。

もちろん実際には「 無限 」 というわけにはいきませんでしたが、ユーザーの皆様に可能な限りの大容量を提供し続けていくことを約束したのです。現状でも、Gmail の容量を超えそうだという方はそんなには多くないと思いますが、Google は、この約束を守るために、さらなる容量拡大を無料で提供することを決定しました。皆様の Gmail の容量をご覧いただければ、すでに容量が拡大し始めていることにお気づきになるでしょう。

この新たに拡大された容量でも足りない場合は、同じ価格で以前より大きな容量が確保できる有料バージョン( 米ドルでのクレジットカード決済となります )。これなら家族全員のホームムービー集を受信ボックスに入れても、まったく問題ありません!

是非、保存容量が大幅に拡大された Gmail で快適なメール環境をお楽しみください。

時刻 14:05

地球クリーンアップ ウィークエンドのお知らせ


今週末 ( 10 月 13 日、14 日 )、日本も含め、世界中の有志の皆さんのご協力のもと、世界各国で、公園やビーチなどを大掃除する地球クリーンアップ ウィークエンド 」を実施します。また、Googleマップのマイマップを活用し、それぞれの活動計画を参加者全員で共有してさらなる参加を呼びかけることで、より多くの方々に参加していだたきたいと考えています。

すでに世界中の Googler ( Google 社員 ) により、100 以上のクリーンアップの計画が Google マップにアップされており、Googlerの友人や知人900人以上に、このイベントへの参加をお願いしています。それぞれの活動は小さなものでも、まさに 「 ちりも積もれば山となる 」 ということで、大きな成果を上げられることになります。世界中の人々が少しずつ地球をきれいにするこのプロジェクト、皆さんも是非ご参加ください。皆さんの活動計画を Google マップ上で作成するのはとても簡単、わずか数分の作業で終了です。また、作成されたマップを Google にもお送りください。世界中のクリーンアップ地図とあわせて、Google マップ上で公開させていただきます。

とはいえ、それほど大げさに考えず、お友達や同僚の方々と 5 ~ 6 人でチームを作って参加いただければOKです。清掃される場所も、遠くの知らない場所よりも、ご自宅や会社の近所の公園のほうが、よりやる気も湧いてくるかと思います。ご自分の好きな場所をお掃除ください。清掃中の写真やビデオをマップに貼り付けて、世界中の参加者と共有ください。ご自分の活動が、地球をきれいにする活動の一部であることをご確認いただけるはずです。ちなみに、Google Japan は、10 月 13 日 ( 土 ) 9:00 より潮風公園 ( 品川区台場 ) を清掃します。

このプロジェクトに参加をご興味をお持ちの方は、下記をご参照ください。

プロジェクト名: 地球クリーンアップ ウィークエンド "Think Globally, Clean Locally"
開催日: 2007 年 10 月 13日 ( 土 ) ~ 14 日 ( 日 )
開催地: お近くの地域。( 海や公園など ) 
活動内容:  ご自分で選定された地域の清掃活動
参加方法:  こちらをご参照ください

時刻 18:15

デベロッパー交流会(第2回) ─ Vol.4



デベロッパー交流会の後に行われた懇親会でもやはり地図をテーマにさまざまな話題で盛り上がりました。おいしい中華料理が並ぶ回転テーブルの上には地図の資料も置かれ、文字通りの回し読みです。


そんな中で、石川さんによる地図関連コンテンツのプレゼンテーションが行われ、ノートパソコンを見つめる一同の目は交流会以上に真剣そのものでした。


ここでは、参加者から質問や要望が尽きることなくGoogleのエンジニアに投げかけられました。石川さん、元永さんからは災害時の帰宅支援地図を利用した徒歩帰宅では現在位置の認識が重要であったという体験が述べられ、Google マップのGPS対応が求められていました。その他にも、開発者と利用者、2つの視点から多数の貴重な意見や要望が発言されました。もっとも、要望の多くは他の参加者から「こうすれば実現できるよ」というアドバイスで解決してしまいましたが・・・。さすがはデベロッパー交流会です。また、「このような情報があれば嬉しい」という要望の多くはマイマップ で既に利用可能ということがわかり、参加者一同「帰宅したら、さっそくマイマップをチェックせねば」と盛り上がっていました。

Google マップをさらに便利にするマイマップをぜひ皆さんも活用してみてください。


交流会は今後も開催を予定しています。デベロッパー交流会についての情報はデベロッパー交流会グループで 提供します。ぜひご登録ください。

時刻 13:33

デベロッパー交流会(第2回) ─ Vol.3



前回はGoogle Maps APIとその開発のノウハウについてご紹介しました。今回は参加者から頂いた要望とGoogle Maps APIのビジネスでの展望をお届けします。

参加者のプロフィールについてはVol.1をご覧ください。

なお、デベロッパー交流会(第2回)は4回に分けて掲載します。更新をいち早く知りたい方はデベロッパー交流会グループ にご登録ください。


Google Maps APIあるいはGoogle マップへの要望・質問

石原:
Google Maps APIあるいはGoogle マップ を利用するうえでの要望や質問があれば教えてください。地図好きな皆様なので、たくさんの要望がありそうですが。

古旛さん:
元永さんの過去と現在の航空写真を比較するアプリケーションを見て感じたのですが、ズームイン・ズームアウトのスライダーとは別な汎用スライダーを用意してもらいたいです。元永さんのサイトでは、タイムスケールのコントロールとして活用できますし、その他の利用方法もいろいろありそうです。

安藤さん:
Google Earth ではKML でスライダーを作ることができます。Google マップがGoogle Earth と同じくらいKMLに対応してくれれば問題は解決するのですが・・・。

クリス:
Google マップでのKMLサポートも行っていこうと考えています。

古籏さん:
それはいいですね!KMLでインタフェースが作れるならば、プログラムが得意でない人ももっとGoogle マップを活用できるようなるかもしれません。

元永さん:
私からも1つ要望があります。現在は地図を表記する言語はそれぞれの国に準拠しています。日本なら漢字で、ロシア語圏の国ではキリル文字といった具合です。せめて英語表記だけは別レイヤーで持たせることはできないのでしょうか?

南野:
私の周り、たとえば出張で来日する海外在住のグーグルのエンジニアからも、しばしば同じ要望をもらいます。需要は十分理解していますので、できれば対応したいな、と思っています。

なぜ Maps アプリケーションを作るのか?

安藤さん:
私としては、地図と位置情報に時間の概念が加わればより現実に近づくのではと考えています。現在、土地の価値は地価でしか計ることができません。しかし、Google マップで何年も地図をアーカイブし、それを比較すればもっと新しい指標ができるはずです。ウェブページはリンクの関係や最終更新日などの関連する情報でレーティングすることが可能ですが、同様に、場所に対してもできると思うのです。

石川さん:
ある特定の場所について話題が盛り上がってホットロケーションが形成されるかもしれませんね。

元永さん:
じつはGoogle マップが公開される前に自分でホットロケーションを測定してみたことがあります。

これは日本の住所表記をキーにして、Googleで検索した結果(件数)を地図にマッピングしたものです。もっとも、東京が突出することは明らかですのでここでは検索結果数を人口で割った値で表示しています。

一目瞭然ですが、都市部、特に東京の情報の量と密度は凄いことがわかります。一部おかしな場所でグラフが高い場所がありますが、これは人口が極端に少ない場合に起こる例外と思ってください。

古籏さん:
これはまさに情報地価のグラフですね。安藤さんの言う新たな価値の1つかもしれません。このデータはビジネスになるかもしれませんね。


Maps アプリケーションでビジネス

石原:
ビジネスという言葉が出てきましたので、Mapsアプリケーションでのビジネスの展望についても伺いたいと思います。

小山さん:
Maps アプリケーションはまだ模索の段階だと思います。これから成功事例が出てくる必要があるでしょう。まだ顕著な成功例は知りませんが、ポテンシャルは感じます。

石原:
ある事例で、Mapsアプリケーションを含めた複数の情報を組み合わせると魅力的なコンテンツができ、その結果、魅力的なコンテンツがユーザーを集め、集まったユーザーがMaps アプリケーションページの広告をクリックするというものがあります。このようにユーザーを集める手段としてMapsアプリケーションは有効なのではないでしょうか?

安藤さん:
私は単なる集客の手段ではなく、そこから一歩進んだモデルがあると思っています。街には野外広告が掲示されています。渋谷などの都市部はすごい数です。これは場所が価値を生んでいると考えるべきでしょう。さきほど情報地価という言葉が出ましたが、Mapsアプリケーションは単なる集客の手段ではなく情報地価そのものをビジネスとする方法を求めていくべきです。





交流会の様子
(Google Maps APIあるいは
Google マップへの要望・質問)




交流会の様子
(なぜ Maps アプリケーション
を作るのか?)



交流会の様子
(Maps アプリケーション
でビジネス)



「地図とは何か?」からスタートした今回の交流会。地図とAPIへの熱い想いをぶつけあい、最後はビジネスにおいてMapsアプリケーションが進むべき方向性についての提言で幕を閉じました。駆け足でのご紹介となりましたが、Google Maps API、Google マップに興味を持つ皆様の参考となれば幸いです。

さて、交流会の後は懇親会が行われました。地図好き、地図のプロフェッショナルが集まれば、当然話題も地図一色。さらに、懇親会会場への移動前にGoogleオフィス内の巨大地図 の見学が行われ、アルコールが入る前にすでに一同ハイテンション。さらにヒートアップした懇親会の様子を次回お届けします。

時刻 16:21

デベロッパー交流会(第2回) ─ Vol.2



「地図とは何か?」という哲学的なテーマで始まったデベロッパー交流会(第2回)の様子を前回はお届けしました。今回はいよいよ本題となる「Google Maps API」についてのディスカッションをご紹介します。

参加者のプロフィールについてはVol.1をご覧ください。

なお、デベロッパー交流会(第2回)は4回に分けて掲載します。更新をいち早く知りたい方はデベロッパー交流会グループ にご登録ください。

「Google Maps API って何?」と聞かれたらどのように答えますか?


小山さん:
Google Maps APIは、簡単に言えば自分で作るサイトに地図を盛り込むための機能ですね。では何がうれしいかというと自分で地図をメンテナンスする必要がないという点です。新しいビルや駅ができるなど街は変わり続けています。しかし、そのたびに地図の情報を更新するのは、負担でもあります。Google Maps API を使うことでこのメンテナンスという作業が大幅に縮小できるのです。私の会社では、同じ理由で、他社のホームページを作る場合にもGoogle Maps APIの利用をおすすめしています。

これは弊社で提供している「doodle 」というサービスです。


Google Maps APIを利用して開発しました。GPS対応の携帯電話を使って今いる場所での落書きを地図上に書き込むことができるサービスです。自分のサイトで地図を活用する例ですね。

元永さん:
Googleマップは地図好きには夢のようなサービスです。地図はとても面白いものですが、実は入手が意外と大変なのです。とくに世界各国の地図はよほど頑張らないと手に入りません。航空写真もそうですね。Google マップで、これまで入手が困難だったものも簡単に手に入るようになりました。さらに、Google Maps APIを使えば、こうした重要な資産に対して、好きなように触れて活用することができます。まさに夢のような技術です。

古籏さん:
プログラマーの視点から言うと、Google Maps APIは自分を楽しくしてくれる道具、たとえて言えば面白いおもちゃですね。私はGoogle マップやGoogle Maps APIが公開されたときに、まず「このユーザーインターフェースはすごい!」と驚いたことを今でも鮮明に覚えています。でも、普通の方ですと「地図情報がただで使える!」と反応するのでしょうが、私はこのインターフェースを使って何ができるのだろう、と考えました。

そこで作ったのがフォトアルバム です。


1000万画素クラスのデジカメの写真もGoogle Maps APIを利用すれば、滑らかで鮮明な表示が可能となります。これは地図とは無縁ですが、Google Maps APIの優れた機能を使えば他の手段にも使えるという例となります。地図を使ったGoogle Maps APIの遊び方としては、スクロール機能を使ってシューティングゲームが作れるかもしれません。実際の街の上でゲームができれば楽しいはずです。

石原:
開発者でなく地図が大好きな人、という視点で石川さんのご意見はいかがでしょうか?

石川さん:
Google マップが公開された時に、私は世界中を同じスケールで見ることができる点に感動しました。私は海外に行く度に地図を買い、さまざまな地図を所有しています。しかし、地図はそれぞれ別々のスケールで作られているので、これらを繋げて見ることはできないのです。しかし、Google マップはこの問題を解決してくれました。その当時、このようなブログの記事 を投稿しています。


感動のあまり、仁徳天皇陵と世界中の建造物の大きさを比較してしまいました。これは天安門広場との比較です。同一スケールについて感動するだけでなく、スクロールによって気軽に他の国の地図や航空写真が見られることも感動的でした。地球の裏側の地図も隣町と同じ気軽さで見られるのです。

石原:
これでもうブラジルまで地図を買いに行く必要はなくなりましたね。

石川さん:
行ったら絶対に買ってしまうでしょうけど(笑)

こうすれば、Google Maps APIを使いこなせる

石原:
いくつかGoogle マップを使った事例を紹介してもらいましたが、開発上のノウハウや裏技、デバッグ方法を教えてもらえますか?

元永さん:
私は、FireBugを利用してデバッグをしています。Google Maps APIではJavaScriptを利用して地図画像を取得するため、画像のURLが分かりづらいのですが、FireBugを使えば取得している画像のURLがすぐに分かります。こうした細かい点が分かるので、デバッグには適していますね。

また作っているうちに面白い機能に気づきました。Google マップでは地図と航空写真を重ねるハイブリッド表示の際に道路が別レイヤーで表示されるのですが、このレイヤーを抜き出して利用することができるのです。もっとも最初は「裏技を見つけた」と喜んでいたのですが、きちんとリファレンスを読むと機能として公開されていました(笑)

石原:
Google Maps APIに対して、どんなメリットを感じていらっしゃいますか?

元永さん:
以前、Google マップが公開される前にある作品を作りました。これは昔の地図や航空写真と現在のものを比べることによって、街中のちょっと不思議な道の曲がり方などの理由を探ることを目的としていました。

今回、同じ機能を提供するアプリをGoogle Maps APIを用いて作成しました。元となる作品があったとはいえ、新たにGoogle Maps API活用版を作成するのに1日しか必要としなかったことは驚きでしたね。以前作ったときは毎週末を使い1~2ヶ月はかかっていましたから。

実はこのGoogle Maps API 活用版は、交流会のネタを探すために作ってみたものです。作るうちに疑問点が出てくるだろうから、それを今日話そうと考えていたのですが、思った以上に分かりやすいAPIだったので、とくに疑問もなく作り上げてしまいました。




交流会の様子
(Google Maps API って何?」と聞かれ
たらどのように答えますか?)




交流会の様子
(こうすれば、Google Maps APIを
使いこなせる)



今回はGoogle マップ、Google Maps APIを通じて、地図への熱い想いをお届けしました。もっとも古籏さんはGoogle Maps APIを地図ではなく楽しいAPIとして考えていましたが、これもGoogle Maps APIをめぐる1つの熱い想いとして、とても心強く感じました。

次回はGoogle Maps APIについてのさまざまなご要望、Google Maps APIを利用する理由とビジネスへの展開についてのディスカッションをご紹介します。

時刻 17:24

あるソフトウェアエンジニアの 1 日





こんにちは。このエントリでは、Google のあるソフトウェアエンジニアの 1 日をご紹介します。


7:00am

  • 起床: 今日もがんばりましょう


8:30am

  • 出社


    エントランス


  • まだオフィスにはあまり人がいない
  • K さんおはようございます


    朝のオフィス



8:40am

  • メールチェック

    • マウンテンビューが稼働中にできるだけ片付けたい

  • カレンダーでスケジュール確認


9:00am

  • 昨日書いたコードのレビューOK → サブミット
  • コードレビュー依頼がきた → 簡単なものはすぐにレビュー
  • 残っているコードレビューの確認
  • IM ( Instant Messenger ) でマウンテンビューのエンジニアと修正内容の確認や相談


9:30am

  • eng-japan chat(エンジニア向け情報共有チャットルーム)のログを見る

    • 出張中のみなさんおつかれさまです

  • エンジニアが見つけたおもしろいブログエントリを見る


10:00am

  • マウンテンビューのメンバーとビデオ会議


    ビデオ会議 ( 1 )

    ビデオ会議 ( 2 )




11:00am

  • ミーティングから戻ってきたら、みんな来ていました
  • コーディング ( デバッグ ) 開始


    エンジニアリングスペース




11:30am

  • IM で海外のエンジニアとさらにお話

    • 遅くまで対応してもらって助かります



12:00pm

  • そろそろ昼食


12:15pm

  • みんなでカフェテリアへ



カフェテリア


1:00pm

  • ごちそうさまでした
  • コーディング( デバッグ ) 再開


2:00pm

  • 隣のエンジニアからまた 1 つバッド ( ? ) ノウハウを教わる


    仕事中


  • 来週からの出張の手配メールを確認


3:00pm

  • マイクロキッチン ( 休憩室:軽食や飲み物が置かれている ) に行く


    マイクロキッチン ( 1 )

    マイクロキッチン ( 2 )

    マイクロキッチン ( 3 )

    マイクロキッチン ( 4 )


  • PM ( プロダクト マネージャー) の N さんと相談


4:00pm

  • TechTalk( 社内向け技術講演会 ) 参加


    Tech Talk



5:00pm

  • 新しいコードレビュー依頼を出す
  • 出社してきたロンドンのエンジニアと IM で相談


6:00pm


7:00pm

  • Cさん See you tomorrow. おつかれさまです。


8:00pm

  • 退社


    帰宅時の風景



いかがでしょうか?Google では世界中のエンジニアと一緒にプロジェクトを進めます。時差に苦労しながらも、逆に時差をうまく活用することを考えるようになりました。自分のライフスタイルやプロジェクトのフェーズに合わせてフレキシブルに働けますが、昼夜逆転のような事態に陥ることは避けたいものです。もう年齢的にもきついので…。

時刻 12:40

デベロッパー交流会(第2回) ─ Vol.1



国内の第一線で活躍されているウェブアプリケーション開発者をお招きし、Googleエンジニアと直接意見交換をしていただくデベロッパー交流会の第2回目を開催しました。今回のテーマは「Google マップGoogle Maps API 」です。

多くの人にとって馴染みの深いこともあり、今回は技術的な話に加えて、地図そのものの存在意義を問いかける深いディスカッションとなりました。ブログだけでは伝えきれない交流会の様子は映像にてご覧ください。

なお、デベロッパー交流会(第2回)は4回に分けて掲載します。更新をいち早く知りたい方はデベロッパー交流会グループ にご登録ください。

ゲスト(50音順)

安藤 幸央 さん
Java、Web3D、OpenGL、3DCG の情報源となるウェブページを運営。「Life Hack PRESS」誌ではGoogleのサービス全般ついての特集記事を記すなど、Googleのサービスに明るい方です。




石川 初 さん
ランドスケープアーキテクト。設計事務所に勤務し、外部空間のデザイン・設計のに携わる。仕事と趣味の両方で、日々、GPS機器やデジタル地図を使いながら、地図と実世界の関係について考えている方です。




小山 文彦 さん
ウェブコンサルティングとインターネットサービスの開発に取り組む株式会社ゴーガ代表取締役。doodle、高速.jp、Serendiなどの開発に関わった経験があり、GISサイトを連携させるGISGW発起人でもあります。




古籏 一浩 さん
長野県在住のテクニカルライター。「Google Maps API逆引きクイックリファレンス -WEB2.0対応」(毎日コミュニケーションズ)、「Ajaxライブラリリファレンス」(ビー・エヌ・エヌ新社) など多数の著書があります。
※本人のご要望により後姿でのお写真となっています。



元永 二郎 さん
フリーランスのエンジニア。ウェブを中心にさまざまなプロジェクトで開発を担当。2003年にBlog+位置情報の(当時としては)先行的なプロジェクト Urban Landscape Search Engine に参加。その後プライベートなプロジェクトでも地図・位置情報を日々研究中とのことです。



Googler

石原 直樹
デベロッパー交流会 司会
ビジネス プロダクト マネージャー





ジェームス マクギル
ソフトウェア エンジニア






南野 朋之
ソフトウェア エンジニア






クリス アテナシオ
ソフトウェア エンジニア








あなたにとってマップ(地図)とは何ですか?

小山さん:
私は子供のころから地図が大好きでした。しばしば地図帳を使って地名を探す遊びをしていました。いまでも、海外に行くときはその国の地図を買って楽しんでいます。最近は携帯電話で気軽に位置情報が取得できるようになったので、地図以上に「位置」が好きになっています。

元永さん:
私にとって、地図は世界を認識するための道具の1つです。世の中にはいろいろな地図がありますが、それらの地図には作った人や会社の認識が反映されています。その異なる背景を考えながら地図を見ることで、自分の世界が広がる気がします。

古籏さん:
私にとっては、地図は人の歴史の積み重ねです。もしGoogleマップに10年前、20年前の地図が残せたら、街の変遷や自然の変化がよくわかるはずです。

石川さん:
私も元永さんと似た考えです。地図は世界に接近する道具ですね。ある地域のさまざまな地図を見比べることにより、新たな様相を見出したり、発見することが好きなのです。ですから、ある地域の地図の上にあらゆる情報を表示するように設定し、情報がたくさん表示されることそのものを楽しんだりしています。たとえば、Google Earth でカフェとレストランを全てオンにすると、マンハッタンにはもの凄い数のお店があることがわかります。もちろん、お店を探すという本来の目的とは異なりますがね。


安藤さん:
私は「現実世界の写像」が地図だと思っています。地図を作るというのは、自分の中にもう1つの世界を作ることなのかな、と。




交流会の様子
(あなたにとってマップ(地図)とは何ですか?)




各人の「地図とは何か」という想いがそれぞれ異なるように、地図の使い方や楽しみ方もさまざまなようです。

次回は「Google Maps API」に対する各人の見解とこれを使いこなすためのノウハウをご紹介します。

時刻 19:07

「 au one メール 」 サービス開始






先週、 KDDI株式会社・沖縄セルラー電話株式会社から 「 au one メール 」 サービスが開始されました!既に非常に多くの皆様にご利用頂いており、チームとしては非常にうれしく思っています。

au one メールでは、専用のメールアドレス ( ○○○@auone.jp ) がどなたでも無料でご利用いただけます。このサービスは Google の Web メールサービス 「 Gmail 」 の技術を活用することで、大容量 ( 2GB以上 ) のメールデータが保存できるほか、強力なスパムメールフィルタ、過去の送受信メールから必要なメールを一瞬で探し出せるメール検索機能など、数多くの便利な機能がご利用頂けるようになっています。

特に au の携帯電話をお使いの皆様には朗報です!au の携帯と au one メールのアカウントを対応付けることで、面倒なID・パスワードの入力をすることなく、携帯のトップページから「メール」リンクをクリックするだけで au one メールに簡単にログインできるようになっています。au 携帯のブラウザからでも PC のブラウザからでも同一のメールアドレス ( ○○○@auone.jp )でメールの送受信が可能で、とても便利。家ではPCを使って長いメールをじっくり読み書きしたり、外出先では携帯を使って新着メールをすばやくチェックするなど、各ユーザのご利用シーンに合わせて便利にご利用頂けると思います。PC ブラウザと携帯ブラウザでの操作は完全に同期しているので、携帯ブラウザで書き始めたメールのドラフトを PC ブラウザで仕上げて送信することもできます。

au one メールは以下の au one ポータルページからご利用頂けます。
PC から: http://auone.jp/
au 携帯から: EZ → au one トップ 又は トップメニュー

au one メールのサービス開始によって、これまで以上に多くの皆様に Google のサービスを使っていただく機会ができたことは、Gmail チームおよび Google にとって大きな喜びです。今後も Google ではあらゆるサービスをより便利にするためのさまざまな機能拡張を予定しています。これからもますます便利になる au one メールおよび Gmail にどうぞご期待ください。

時刻 1:25

Google の検索が好むウェブサイトとは?



私たちは時々、「 Google の検索結果に自分のサイトを掲載するにはどうすればいいですか? 」 というお問い合わせをいただきます。今日は、そんな疑問をお持ちのウェブマスターの方々へ、 ウェブマスター向けガイドライン をご紹介したいと思います。このガイドラインには、Google がどのようにウェブサイトをクロールし検索結果に掲載するかのヒントが書かれています。以下に、ウェブサイトを Google の検索結果に掲載させるために参考となるティップスを、いくつかピックアップしましょう。

* デザイン、コンテンツ、および技術に関するガイドラインを参考にして、Google と相性のいいサイトを作ることをおすすめします。サイトをわかりやすい階層にし、各ページに対しては少なくとも 1 つの静的なテキスト リンクが張られるようにします。

* あるウェブサイトが Google のインデックスに登録されるのは、他のウェブサイトから自然なリンク が張られている場合か、もしくは Google のインデックスにそのサイトの URL が送信 された場合です。自分のサイトのクロール状況やインデックスの状態を把握するには、Google ウェブマスターツールをご利用いただくと便利です。もし問題があった場合は、その詳細を確認することができます。

* 検索結果に掲載させたくないページがある場合には、ウェブ サーバーの robots.txt ファイルを活用します。このファイルに、どのページやディレクトリに対して Goolgebot のクロールを許可するか、または許可しないかを指定します。 誤って検索結果に掲載させたいページまで Googlebot クローラをブロックしてしまうことのないよう、あるいは誤って個人情報を含んだページがインデックスされてしまうことのないよう、このファイルにサイトの最新の状態が反映されていることを確認してください。ウェブマスターツール の robots.txt 分析ツール を使用すると、robots.txt ファイルを正しく使用できているかテストできます。

さらに、品質に関するガイドラインには Google が考える 「 良質なサイトを作るための必要条件 」 がまとめてあります。このガイドラインに沿わないサイトは、インデックスから完全に除外されたりペナルティを科されることがありますので、必ずご確認いただくことをおすすめします。いくつか例をあげましょう。

* 隠しテキストや隠しリンクを使用しない
* サイトの順位や PageRank を上げるように設計されたリンク プログラムに参加しない
* 検索エンジン用の誘導ページを作成したり、オリジナルのコンテンツがほとんどないアフィリエイトサイトをつくらない

思い当たる点はありませんか? サイトの制作を第三者に依頼している方や、SEO サービスを利用されている方、誰かがつくったパーツやテンプレートを利用されている方は、気づかないうちにこうしたテクニックが自分のサイトで利用されてしまい、ガイドラインに違反してしまうことがあります。ご自身のサイトが該当していないか、品質に関するガイドライン をぜひ一度 チェックしてみてください。万一、ガイドラインに違反していた場合には、サイトをガイドラインに沿うよう変更した上でウェブマスターツールから再審査リクエストを送信してください。

サーチ クオリティ チームでは、今後も、ウェブマスターの皆様に役立つ情報をこのブログを通してご提供していきたいと思います。

時刻 2:57

Google のソフトウェアエンジニアと英語



Google では世界で通じるサービスを提供するため、日々世界中のソフトウェアエンジニアがプロダクトを開発し続けています。アメリカをはじめ、アジア、ヨーロッパ、その他、全世界の Googler がコミュニケーションに使う言語が英語です。

一方、Googler でも Googler でなくても、日本人には英語の苦手な人は多い気がします。Google に限らず、日本人エンジニアの方の中には、英語の壁を恐れる方が多くいるかもしれません。「 私は英語が出来ないから、Google に応募するのはやめておこう 」 なんて考えている方もいらっしゃるかもしれません。もちろん 「 全く英語が分からない 」 ということでは、Google 社内でのコミュニケーションは滞ってしまいます。

でも、私が思うに、Google 社内でソフトウェアエンジニアとして働く上では 「 英語がペラペラ 」 である必要はないと感じるのです。

私の実体験をご紹介します。

Google のソフトウェアエンジニアは、採用されるとまずアメリカで研修を受けます。その研修中、私は空港でレンタカーを借りました。借りた後、パーキングを出たところまでは良かったのですが、そこでタイヤがパンクしていたことに気づきました。

#借りたときにまず確認しようよ、という意見もありますが……

レンタカー乗り場まで戻って事情を話そうか、それともレンタカー屋のカスタマーサポートに電話をしようか…。少し迷った末、歩いて戻るのも少し大変だったので、カスタマーサポートに電話をかけることにしました。

普段社内で行う会話はソフトウェア開発の話が主ですし、日常会話も見振り手振りで何とか会話が進みます。ですが、電話だと当然、全部口頭で説明する必要があります。話している最中から 「 文法間違ってるなぁ 」 とか 「 どう説明すればいいか分からないなぁ 」 とか、とにかく焦りながらも必死に説明したのですが、どうしても理解してもらえません。挙句の果て、最後に 「 もっと英語の出来る人に電話をかけてもらってください ( in English ) 」 と言われて、対応終了。

さすがに落ち込みました。

#ちなみにその後、借りたところまでとぼとぼと歩いて帰り、事情を説明して車を交換してもらいました。その交換した車も後にエンジントラブルの憂き目を見るのですが、それは別の話。


上記のエピソードから分かるとおり、私は 「 英語がペラペラ 」 ではありません。私以外の日本人ソフトエンジニア全員が英語ペラペラ、というわけでもありません。それでも、日本人のエンジニアは、本社を含む海外のオフィスと緊密に連携を取り、さまざまなプロダクトを開発出来ています。

そもそも、世界中の言語圏の人々が集う Google 社内では、どのようにコミュニケーションを取っているのでしょうか。

世界各国のオフィス間で情報を共有しコミュニケーションを取るために、Google ではメールや社内 Wiki 、そして自社製品である Google ドキュメントなどを使います。例えば、新しいプロジェクトを始めるときには、社内 Wiki に Design Docs と呼ばれるドキュメントを公開して他のエンジニアに自分のアイディアを見てもらいます。また、ミーティングの議事録を Google ドキュメントに書いてチームの人と共有したりもします。

#先日お話したマリオカート部も Google ドキュメントを活用しています。部内のベストタイムを塗り替えたら翌日にはまた記録がやぶられていた、なんてことも :-p

さまざまなツールを用いてコミュニケーションをするわけですが、世界中に散らばる社員の Native Language が異なる中、社員間のコミュニケーションは原則全て英語で行われます。特に、日本のGoogle オフィスで働く際にまず必要なのは英語の読み書きです。本社や他のオフィスとのコミュニケーションはメールを初めとした文書の形で届くことが多いからです。

英語の読み書きについて言えば、日本の高校の英語で十分に対応できます。私も、始めは読むのも書くのも時間がかかりましたが、気づくと割と自然と読み書き出来るようになっていました。分からない単語があっても辞書で調べられますから、時間さえかければ、読み書きは多くの日本人にとって障害にはならないように感じます。

英会話、特に英語でのディスカッションの方が、英語の苦手な多くの日本人にとっては不安でしょう。もちろん、日本語を喋れない海外のチームメンバと、英語 only でディスカッションを行う場合もありますし、そのような場合には、ある程度英語を聞き取れ、喋れる必要があります。

それでも、分からなければ何度でも “ Pardon ? ” などと聞き返し、もし言葉だけで説明できなければホワイトボードやノートに図を書きながら説明していくことで何とかなります。本当に複雑で、その場で説明出来ないような説明が必要な場合には 「 後でメールで送ります 」 と伝えれば、大抵なんとかなります。

私はアメリカで 2 ヶ月半ほど研修を受けましたが、今でも、何度聞いても相手の英語が全く分からない場合ということがあります。疲れているときや英語を使わずに数日間過ごした後などは特にそうなりがちです ( 実際、慣れない内は突然英語が分からなくなることがあります ) 。そんなときでも 「 聞き取れない部分があったので、後でメールで送ってもらえますか 」 とさえ伝えれば OK 。会話の内容をチームのメーリングリストに送ってもらえば、情報共有の面でも良い副作用もあります。

エンジニアが英語でディスカッションする場合、相手の言うことが全て聞き取れる必要はありませんし、流暢に話せる必要もないと思います。むしろ、ためらうことなく聞き返すこと、分からなければ分からないと言い、必要なら別の、自分がより理解できる手段で説明し直してもらうこと、そういったことの方が重要なのではないかなぁ、と感じています。もちろん英語が始めからペラペラなら言うことは何もありませんが :-)

「 英語ペラペラじゃなくてもいいのは分かったけど、やっぱりもう少し英語がうまくなりたいなぁ 」 という人に朗報! Google では、英語が Native Language でない従業員のために、希望制で英語のプライベートレッスンも提供しています。もちろん日本のオフィスでもレッスンを受けられます。

ホワイトボード、メール、さらには英語のレッスンまで。コミュニケーションを円滑にするためのあらゆるサポートを Google は提供している、そんな印象を受ける今日このごろです。本当に困ったときには、日本語も英語も堪能な人に助けを求める、ということも出来ます。

もちろん最後には一人でコミュニケーションを取れる必要があります。でも、はじめから 「 英語がペラペラでディスカッションを完璧にこなせる 」 必要はないのだと思います。

英語の壁を気にして応募を控えている方も、いっそ、その壁を乗り越えるために、Google の採用へチャレンジしてみてはいかがでしょうか。英語の壁を越えるためのサポートは充実していますよ。

時刻 2:16