Gmail Labs が日本語に対応しました

2009年3月31日
Posted by Gmail チーム

Google には Google Labs (グーグルラボ) と呼ばれる、エンジニアが実験中のさまざまなソフトウェアを公開する試みがあります。Labs ではソフトウェアを利用したユーザーからのフィードバックやご提案を随時受けつけており、それらを参考に改良を加えていきます。現在は正式なサービスとなっている Google マップGoogle ReaderiGoogle なども Google Labs を経てリリースしました。

Gmail でも、実験的な機能を公開する Gmail Labs を昨年 6 月に英語向けにリリースしましたが、本日より日本語を含む 47 言語に新たに対応しました。Gmail ページの右上の [設定]→[Labs(試験運用)] タブから Gmail Labs の各機能を有効/無効にすることができますので、実験的な機能をいち早くお試しになりたい方は是非ご利用ください。

なお、Gmail Labs で公開されている機能は、あくまで実験的な機能であり、十分なテストを経ていないものもあります。場合によってはうまく動作しないことがあります。Gmail Labs の機能を有効にしていて動作に不具合が生じた場合には、https://mail.google.com/mail/?labs=0 にアクセスすることで一時的に Labs の機能を全て無効にして Gmail を通常通り利用することができます。

現時点で Gmail Labs では 40 種類以上の機能を試すことができます。「オフラインアクセス機能」や「添付忘れチェッカー」などの役に立つ機能のほか、「酒気帯びテスト」などのユニークな機能も利用することができます。

Gmail チームがおススメする Gmail Labs の機能をいくつかご紹介します。


送信取り消し
書きかけのメールや、あて先を間違えたメールを送信してしまって後悔したことはありませんか?送信取り消し機能を有効にすると、送信ボタンを押してから数秒間は送信を取り消すことができます。この機能は東京オフィスのソフトウェアエンジニア藤島勇造が作成した機能で、先日英語向けに先行してリリースして、大きな反響を呼びました。「自分でも何回もこの機能に救われています。」(藤島談)


オフライン
ネット接続がない環境でも、まるでインターネットにつながっているときのように Gmail を利用できます(もちろん、新たなメールの送受信はできません)。オフライン機能を利用するためには Google Chrome ブラウザか、Google Gears のプラグインがインストールされたブラウザを利用する必要があります。


添付忘れチェッカー
ファイルの添付忘れを防ぐ機能です。本文中にファイルを添付すると書いているにもかかわらず、ファイル添付せずにメールを送ろうとすると、注意を促すメッセージが表示されます。日本語にも対応しています。


酒気帯びテスト
酔った勢いでメールを書いたり、寝ぼけたままメールを出して、後で後悔したことはありませんか?この機能はメールを送信する前に、算数のクイズで意識がクリアなことをチェックします。解答できなかったら一晩寝て、頭がすっきりしてから送信しましょう。この機能を使う場合は、まず Labs のページでこの機能を有効にして、その後 [設定] → [全般] タブで利用する時間帯を設定してください。


数人のエンジニアによる実験的なプロジェクトから始まった Gmail は、5 年前の 4 月 1 日にリリースされて以来、世界中の何千万ものユーザーの皆さんにご利用いただいています。リリース以来、Gmail チームでは、Gmail がより快適で、より便利で、より楽しく使えるメールサービスになるよう改善を続けてきました。メールの高速な検索、7GB 以上の大容量、そして精度の高い迷惑メールフィルタと、Gmail は無料 Web メールサービスの最先端を走っていると自負しています。今回の Gmail Labs も、この改善のプロセスを加速するための仕組みの一つです。

Gmail アカウントは http://mail.google.com/ から無料で取得できます。まだ Gmail をご利用でない方は、この機会に是非お試しください。今後とも進化を続ける Gmail にご期待ください。


時刻 8:15

Google検索ランキングの背景にある技術

2009 年 3 月 30 日
Posted by Amit Singhal(アミット シンガル) / Googleフェロー

毎週月曜日のエンジニアリングブログの4回目です。今週も検索テクノロジーについて、過去に米国のブログにポストされたもの を日本語でお届けします。


前回の投稿で、私は Google 検索ランキングの背景にある理念を紹介しました。今回はサーチクオリティについてお話しする努力の一環として、Google 検索ランキングの背景にある技術についてもう少し詳しく説明したいと思います。私たちのランキングシステムのコアテクノロジーは、情報検索( Information Retrieval または IR )という学問分野に由来しています。IR コミュニティーは、すでに 50 年近くにわたって検索について研究しています。ページのランキングには、単語の登場頻度のような単語の統計的特徴が用いられています※1。私たちは IR という強固な基礎の上に、リンク、ページ構造、その他多くの革新的技術を用いて最高レベルのシステムを構築してきました。

ここ 10 年間で、検索は「私の言ったことの提供」というレベルから「私のほしいものの提供」というレベルに移行しています。それに伴い、検索に対するユーザーからの期待も大きくなっています。私たちもそれぞれのユーザーの期待に沿えるよう、ページ、クエリー、ユーザーをより深く理解するよう努めています。この10年間で私たちはこれら(検索プロセスの)3 つの要素を理解するための技術を、まったく新しい次元に押し上げたのです。

Google のクエリーについて書くときは、クエリーの開始と終了の間をカギカッコ[ ]で囲むようにしています。これについては、Matt Cutts も「How to write queries(英語)」で書いています。この投稿でもこの記述方法を使うことにします※2


  • ページの理解: 私たちは、何年にもわたって、クロールとインデクシングのシステムに大きな投資を続けてきました。その結果、私たちは非常に大きく、常に新鮮なインデックスを持っています。サイズおよび新鮮さに加え、私たちはインデックスをさまざまな方法で改善しました。ページの理解を目的として私たちが開発した主要技術の一つは、ページそのものには登場しない重要な概念をページと関連づけることです。Google では、イタリア語の[galleria sprovieri londra]というクエリーから、ロンドンにある Sprovieri Gallery の公式ホームページを見つけることができます。公式ホームページには London または Londra という言葉が記述されてなかったとしてもです。米国で[cool tech pc vancouver, wa]を検索するユーザーは www.cooltechpc.com のホームページを見つけることができます。そのページのどこにもその店がワシントン州のバンクーバー市にあることは記述されてなかったとしてもです。この他、ページ中の重要な単語とそうでない単語を見分けたり、そのページにある情報の鮮度を見分ける技術なども私たちは開発してきました。

  • クエリーの理解: 私たちにとって、(クエリーに含まれる単語だけではなく)ユーザーが何を探しているのかを理解することは重要なことです。私たちはこの領域において、いくつかの目覚しい進歩を遂げました。たとえば、最高水準のスペル修正システム、先進的な同義語システム、非常に強力な概念分析システムです。

    ほとんどのユーザーは、スペル修正システムを一度や二度は利用しています。スペル修正システムは [kofee atta annan] を検索した人が実際には Kofi Annan 氏(コフィー アナン元国連事務総長)を検索していることを認識し、「Did you mean: kofi atta annan」を表示することができます。一方、[kofee beans] を検索した人は、実際にはコーヒー豆(coffee beans)を検索しています。こうしたことを多言語かつ高い精度でおこなうのは大変ですが、私たちはこれをうまくおこなっています。

    同義語は、Google がクエリーを理解する作業の基礎をなすものです。これは私たちが Google で解決しようとしている最も困難な課題のひとつです。同義語は人間にとっては自明なこともありますが、自動的な言語処理の世界では未解決の問題です。私は一ユーザーとしてクエリーに使うべき単語を考えるのに時間を取られたくありません。何が正しい単語であるかすら分からないこともしばしばです。このようなとき、私たちの同義語システムが役に立つのです。同義語システムはクエリーの高度な変更ができます。例えば [Dr Zhivago](ドクトルジバゴ)というクエリーにある 'Dr' という単語は Doctor(医者)を意味しており、その一方で[Rodeo Dr]の場合は Drive(大通り)を意味していることを認識するのです。[back bumper repair](バックバンパー 修理)を探しているユーザーには rear bumper repair(リアバンパー 修理)についての結果も表示されます。[Ramstein ab] には自動的に Ramstein Air Base(空軍基地)を、[b&b ab]というクエリーにはカナダの Alberta(アルバータ州)にある Bed and Breakfasts(簡易ホテル)を表示します。私たちは 100 近い言語に対して、このレベルまでクエリーを理解できるようにしています。

    Google のランキングシステムに使われているもうひとつの技術として、概念の識別があります。クエリーの重要な概念を特定することで、はるかに関連性の高い結果を表示することができます。例えば、私たちのアルゴリズムでは、[new york times square church] というクエリーから、ユーザーがあの有名なタイムズスクエアにある教会を探しており、New York Times からの記事を探しているのではない、ということを認識することができます。私たちは概念を識別するにとどまらず、クエリーを概念にそって補強するようにしています。例えば誰かが [PC and its impact on people](PC とその人々への影響)というクエリーから、実際には impact of computers on society(社会に対するコンピュータの影響)を探しているとき、または誰かが[rainforest instructional activities for vocabulary]というクエリーから、実際には rain forest lesson plans を探しているときなどがあります。Google の持つクエリー分析のアルゴリズムには、このような最先端技術がたくさん組み込まれていますし、これについても、世界中で私たちが提供している言語のほとんどすべてに対しておこなっています。

  • ユーザーの理解: ユーザーの意図を解釈する目的は、人々がそのクエリーで"言った"ことではなく、人々が本当に"欲しい"結果を返すことです。この作業は最高レベルのローカライズからはじまり、それに私たちの持つ先進的なパーソナライゼーション技術や、ユーザーの意図を解釈するうえで私たちが実現してきたその他の大きな成果(ユニバーサルサーチなど)を追加してきました。

    私たちが「どの地域、どの言語でも最適な結果を提示」という理念に明確に注力していることは、私たちのローカライズに対する取り組みにあらわれています。同じ検索を異なった国で実施すると、全く異なった結果が返ってきます。米国で [bank] を探しているユーザーはアメリカの銀行を探していますが、英国のユーザーなら Bank Fashion(という衣類小売店)の取扱商品または英国の金融機関のいずれかを探していることでしょう。このクエリーに対する結果は、オーストラリアカナダニュージーランド南アフリカなどの他の英語圏では地元の金融機関を表示するのです。このクエリーをエジプトイスラエル日本ロシアサウジアラビアスイスなどの非英語圏で入力すると面白いことが起こるのがわかります。同じように、[football] というクエリーは、オーストラリア英国米国でまったく異なったスポーツを意味しています。これらの例のほとんどは、同じ概念をどのようにしたら正しくローカライズできるか(金融機関、スポーツなど)ということを示すものです。しかし、同一のクエリーが国ごとにまったく異なった事柄を表していることもあります。例えば [Côte d'Or](コートドール)はフランスのある地域を意味しますが、フランス語を話す隣のベルギーでは大手のチョコレート製造会社を意味します。そう、私たちはこれもうまく処理できるのです :-)

    パーソナライゼーションは、私たちの検索システムの強力な機能の一つであり、検索結果を個々のユーザーごとに調整するものです。ログイン済みでウェブ履歴の登録をしているユーザーは、通常の Google 検索結果よりも、より関連性の高い結果を得ることができます。例えば、フットボール関連の検索をたくさんする人は、[giants](ジャイアンツ)というクエリーに対して、フットボールに関連した結果を多く得るかもしれませんが、そのとき他のユーザーは野球チームに関連した結果を得ているかもしれません。同じように、あなたが特定のショッピングサイトからの検索結果を利用する傾向があれば、商品を検索するときにそのサイトからの検索結果が多くなります。私たちがおこなった評価によると、パーソナライズされた検索結果を受け取っているユーザーは、それらがパーソナライズされていない検索結果よりも関連性が高いと感じているとのことです。

    [chevrolet magnum](シボレー マグナム)というクエリーから、もうひとつのユーザーの意図を見てとることができます。マグナムは、実際にはシボレーではなくダッジによって作られています。そこで私たちは、ダッジマグナム(Dodge Magnum)の検索結果を、「See results for: dodge magnum」という案内とともに表示します。

    私たちが取り組んでいるユニバーサルサーチは、ユーザーの意図を解釈することによって、ユーザーが本当に欲しがっているものを提示するという一つの例といえます。[bangalore] を検索すると、重要なウェブページだけでなく、バンガロールの地図や町の様子のビデオ、交通情報なども検索されます。

最後に、私たちの検索分野での最新の成果、言語間情報検索(Cross Language Information Retrieval, CLIR)について簡単に触れます。CLIRにより、ユーザーはまず自分の言語ではない情報を見つけることができ、それからGoogleの翻訳技術によってこの情報にアクセスすることが可能となります。この成果は言うなれば「どんな言語でもいいから自分がほしいものをくれ」というものです。Tony Blair 氏(トニー ブレア元英国首相)の経歴を知りたいロシアのユーザーは、ロシア語で[Тони Блэр биография] と入力すると、英語のウェブを検索するためのリンクが結果の下のほうに表示されます。

同様にエジプトのユーザーが [أغاني أفلام ديزني] というクエリーでディズニー映画の曲を検索したときも、英語のウェブを検索するように提案されます。私達は CLIR に大いに期待しています。なぜならそれは、世界中の情報を組織化し、全世界のどこからでもアクセス可能な役に立つものとする、という私たちのミッションにさらに近づくことだからです。

今日のレベルのランキングシステムを実現するために私たちが開発してきた最先端の技術の例をまだまだお見せすることはできます。しかし実際のところ、検索は解決済みの問題というには程遠いものです。多くのクエリーに対して、Google はいまだ十分な結果を返すことができていません。そして、そうしたクエリーはランキングシステムを改良するためのよい機会となっています。私たちのチームで開発中のたくさんの技術が、近い将来、ランキングアルゴリズムの大幅な向上をもたらすと信じています。

私の Google 検索ランキングに関する 2 つの投稿でお話したとおり、私たちはこの優れたランキングシステムを運用し、それをさらに向上するることで、世界中のすべてのユーザーのお役に立ちたいと強く願っています。

※1 : IR 技術の概要については英語「Modern Information Retrieval: A Brief Overview」でご覧いただけます。
※2 : ページや検索結果は頻繁に変更されるので、ここに挙げたいくつかの例は時間が経つと変わっている可能性があります。

時刻 9:00

Google Chrome: Dev リリース 2.0.171.0

2009 年 3 月 30 日
Posted By 及川卓也 / シニアプロダクトマネージャー

Google Chrome の Dev チャンネルが 2.0.171.0 にアップデートされました。ユーザビリティと安定性 (スタビリティ) に行った今週の作業が反映されていますが、それに加えていくつかの新しい機能がコマンドラインスイッチにより追加されています。

新機能
  • 新しい FTP の実装: --new-ftp コマンドラインスイッチにより利用できます
  • 実験的なブックマークメニュー: --bookmark-menu コマンドラインスイッチにより利用できます
  • Web ワーカー (Web Workers): --enable-web-workers コマンドラインスイッチにより利用できます
  • SSL ネゴシエーションの実装 (Issue: 6893 (英語))
  • フォーム入力時のサジェッションポップアップにおいてアイテムが選択されているときに Del キーを押すことで、データベースからそのサジェッションを削除可能に
  • WebKit バージョン 530.4 の統合
  • V8 バージョン 1.1.1.4 の統合
修正 (一部、上と重複しています)
このほかの変更点や修正点の詳細については、リリースノート (英語) をご覧ください。

既知の問題
  • about:network ウィンドウを閉じた際に、ブラウザがクラッシュする (Issue: 8892 (英語))
  • about:network ダイアログにスクロールバーが無い (Issue: 8732 (英語))
  • 複数のダウンロードタブが生成される (Issue: 8767 (英語))
  • ダウンロードページでステータス表示が停止される (Issue: 8220 (英語))
  • 1 つのタブしか持たない Google Chrome のウィンドウが 1 つのみある場合、タブのドラッグができない (Issue: 8637 (英語))
  • 閲覧履歴のインポートでその日の履歴のみしか履歴ページで表示されない (Issue: 8827 (英語))
  • デバッガを起動した場合、タブがクラッシュする (Issue: 8822 (英語))
  • インスペクタ (「要素を検証」) が空のエレメントのみしか表示しない (Issue: 8821 (英語))
  • タスクマネージャが最大化されている場合にバックグランドの描画に問題が生じる (Issue: 8372 (英語))
  • リグレッションバグ: エンコードの自動検出が機能しない (Issue: 8587 (英語))
  • 証明書のアドレスと異なるアドレスの SSL ページにアクセスした際にタブが動作しない (Issue: 8517 (英語))
Dev チャンネルでは最新の修正を確認し、開発中の新機能にアクセスすることが可能となります。Dev チャンネルおよび登録方法については http://dev.chromium.org/getting-involved/dev-channel/ (英語) をご覧ください。

時刻 1:02

ホームページのデザインについて

2009年3月27日
Posted by 倉岡 寛 (プロダクトマネージャー)

先月、日本のユーザーにとってより親しみを持って頂くため、ホームページを新しくしました 。大きな変更点は、他の Google のサービスへのリンクをリニューアルしたことと、検索数が急上昇しているキーワードをホームページに表示させたことです。

ホームページのリニューアル後、たくさんのユーザーの方からフィードバックを頂きました。
Google では、ユーザーからのフィードバックもサービスの開発、改良のため、重要な情報として参考にしています。

本日より、一旦デザインを以前のホームページに戻すことにしました。
改めて日本のユーザーにあったホームページのデザインを検討し、改良を加えていくためです。
先月リニューアルしたホームページに慣れ親しんで使って頂いていたユーザーの皆さんにはご不便をおかけします。
今後も一部のユーザーを対象にし、色々なデザインを試験的に採用させて頂くことで、より多くの日本のユーザーに使って頂けるようなホームページの制作に向けて、開発を進めていきたいと思います。



時刻 10:51

新生活のスタートにツールバーを

2009 年 3 月 26 日
Posted by ジョン フー (マーケティング マネージャー)

もうすぐ 4 月、入学、入社、転勤等、新生活が新たに始まる方が多い季節ですね。そんな新生活の準備中の皆さんに、Google がなにか少しでもお役に立つことはないかと思い、「Google ツールバー新生活篇」というページを立ち上げました。

新生活の準備には、新たに家電を購入したり、通勤や通学ルートを確認したりと、新しい家の周りのおいしいお店を探したりと、なにかと調べ物が多いと思います。このページでは、Google ツールバーを活用して、そんな新生活の準備に便利な情報へのアクセスが簡単になるボタンを取り揃えました。

Google ツールバーは、Web 上のどこからでも情報を検索できるツールで、Google 検索、ハイライト、ブックマークなどの優れた機能が含まれています。また、ツールバーには、検索を簡単にする<カスタム検索ボタン>という機能があります。カスタムボタンは、自分がよく利用するサイトをツールバーに追加することができます。「ツールバーに追加」ボタンをクリックするだけで、簡単に Google ツールバーから利用できます。

今回は、新生活に便利な 6 サイト ( カスタムボタン) を集めました。「 Google 乗換案内」、「価格.com」、「無印良品」、「ぐるなび」、「goo辞書」、「フォレント」です。




Google 乗換案内 - 新しい街でも迷わない。最速ルートが調べられます。
価格.com - なにかと物入りの春に。買い物支援サイトです。
無印良品 - 暮らしの基本アイテムも。暮らしを素敵にするアイテムも揃います。
ぐるなび - 新しい街で。新しい仲間と。おいしい店を探しましょう。
goo辞書 - 新しい環境での、知らない言葉をすぐに調べましょう。
フォレント - 新生活は、自分に合った理想の部屋探しから始めましょう。

「 Google ツールバー新生活篇」はこちらから。

今後も、皆さんの検索のお役に立てるように、季節ごとにテーマを変えて、便利なサイト(カスタムボタン)を集めて特集していきます。お楽しみに!



時刻 12:00

Google Chrome: Stable リリース 1.0.154.53

2009 年 3 月 24 日
Posted By 及川卓也 / シニアプロダクトマネージャー

Google Chrome 1.0.154.53 が Stable チャンネルにリリースされました。これはマイナーなバグフィックスを含んだリリースで、以下の修正を収めています。
このほかの変更点や修正点の詳細については、リリースノート (英語) をご覧ください。

時刻 14:00

Google Summer of Code 2009

2009 年 3 月 24 日
Posted by 鵜飼文敏(ソフトウエアエンジニア)

今年も Google Summer of Code の季節がやってきました。
Google Summer of Code は、いくつかのオープンソース / フリーソフトウェアの開発プロジェクトに指導者(メンター)になってもらい、学生のみなさんに実践的なプログラミングを経験してもらおうという企画です。最終的に成果をあげたプロジェクトには Google から 5000 US ドル(学生に 4500 US ドル、メンター組織に 500 US ドル)が支払われます。
2005 年に始まったこの企画は、全世界から 2500 人ほどの学生と 250 人ほどのメンターが参加してきました。
学生の皆さんからの応募受付が本日から始まりました。それぞれのメンター組織がアイデアリストをあげているので、それを見ておもしろそうなプロジェクトにぜひ挑戦してください。

Google Summer of Code はプログラミングコンテストではないので、あたえられた課題をこなせるかどうかを問われているのではありません。
メンターや関連プロジェクトの開発者と一緒に、プロジェクトを完遂することが目標となります。成功しているプロジェクトは、チームで協力しあってソフトウェアの開発をすすめているものです。わからないからできないではなく、わからないところはメンターやプロジェクト開発者に聞いて目標を達成するというのが重要です。どのような目標を設定するかも、メンター組織の人と相談しつつ決めていくとよいでしょう。アイデアリストにはなくても、そのメンター組織に関連したすばらしいアイデアがあればぜひそれを提案していってください。今までの Google Summer of Code で成功したといわれる学生は自らプロジェクトアイデアを提案してきていたそうです。

質問などがあれば、Internet Relay Chat(IRC) [英語] メーリングリスト[英語] で聞いてみてください。英語はちょっと苦手という人は google-summer-of-code-discuss-jaメーリングリスト のほうを使ってみてください。

メンターの指導をうけながら意義のあるプロジェクトにかかわることで、ソフトウェアの世界で楽しい経験をしてもらい、すばらしいコードを作成して、ひいてはオープンソース / フリーソフトウェアの開発者、貢献者として育っていただくというのがこの企画のねらいです。
学生応募の締切は 4 月 3 日午前 4 時 ( 日本時間 ) となっています。ちょっとしたプログラムを書くことはできるけれど、実際のソフトウェアプロジェクトでどのようにしていくのかがわからないという学生の人は是非チャレンジしてみてください。たくさんのご応募をお待ちしています。

Happy Hacking!


時刻 9:00

Google サーチクオリティチームの紹介

2009 年 3 月 23 日
Posted by Amit Singhal(アミット シンガル) / Googleフェロー

※ 3 月になってご提供している毎週月曜日のエンジニアリングブログシリーズの 3 回目です。今週も過去に米国のブログにポストされたものの中から、検索技術に関するものを抄訳してお届けします。



先週、Udi Manber ( ウディ マンバー ) が Google 検索結果のランキングを担当するクオリティグループを紹介しました。彼は「クオリティ」( Google で「クオリティ」といえばこのグループを指します ) 内のさまざまなチームを紹介し、その中には、ランキングのコア部分、国際化、ユーザーインターフェース、評価、ウェブスパム、その他のチームなどがありました。今日はその中の一つ、コアランキングチームについてご紹介します。

まず自己紹介から。私は Amit Singhal といいます。Google のランキングチームを担当している Google フェローです。1990 年にコンピューターサイエンスを専攻する大学院生として検索に出会って以来、19 年間に渡って検索分野で働いています。学術的な世界では、検索分野は情報検索 ( Information Retrieval または IR ) として知られています。IR 研究者として10 年間過ごした後 2000 年に Google に入社し、それ以来 Google の検索ランキングに取り組んでいます。

Google の検索ランキングは、ユーザーのクエリーに対して最も関連性の高い文書を探すために用いられる多くのアルゴリズムから成り立っています。私たちはこのランキングを 1 日に数億ものクエリーに対しておこない、何十億というウェブページの集合から検索結果を求めています。Google の提供する検索サービスの大半で、入力されるクエリー一つ一つに対してこれらのアルゴリズムが実行されています。当社のウェブ検索は一番利用されている Google 検索サービスであり、かつ最も広く知られたものですが、そのランキングアルゴリズムはある程度の変更を加えた上で、画像検索、ニュース検索、YouTube、地図検索、商品検索、書籍検索、その他の Googleの 検索サービスでも利用されています。

Google のランキングに関して、私が最もよく聞かれる質問は、「どのようにやっているの?」というものです。もちろん、Google のようなランキングシステムを構築するには多くのことが必要とされるため、その背景にある技術については今後お話する機会もあると思います。まずは、Google 検索ランキングの背景にある理念を簡単に紹介したいと思います。
  1. 共通の方法を用いて個別に最高の結果結果を返す
  2. シンプルさを保つ
  3. 人手による介入を行わない
1 つ目の、共通の方法を用いて個別に最高の結果結果を返す、の意図するところは、私たちは検索への情熱をもっており、なんとしてもユーザーのクエリーそれぞれに対して、最も関連性の高い結果を返すようにしたいと思っています。私たちはよくこれを「ひとつのクエリーも取り残さない」原則と呼んでいます。どの国のどの言語でのどのようなクエリーであっても、最高とは言いがたい結果を返してしまう場合には(検索は決して「解決済みの問題」ではないので実際に起きてしまうことです)、それは必ず将来の改善に向けた励みとして活用しています。

システムをシンプルなものとしたいというのは、システムの設計者なら誰もが望むことではないでしょうか。そうはいっても、検索システムを開発していくとユーザーからのバラエティに富んだクエリーに多言語で応えなくてはならない上に、さらに新たな種類のクエリーにも対応しようとしてシステムがどんどん複雑になっていくという方向に行きがちです。2 つめの原則にあるように、結果の品質に妥協することなくシステムをシンプルに保つべく、懸命に努力しています。これは継続的な取り組みであり、やるだけの価値のあることです。私たちは毎週 10 ヶ所ほどランキングに変更を加えていますが、どの変更をリリースする際にもシンプルさには配慮しています。おかげで当社のエンジニアは、あるクエリーに対して、ある特定のページがそのようにランキングされた理由を正確に理解しています。このシンプルかつ分かりやすいシステムは、Google にスピーディーな革新をもたらし、それが結果として現れています。「シンプルさを保つ」という理念が役に立っているのです。

Google のランキングについての「Google は検索結果を手動で操作しているの?」という疑問の答えは、3つめの原則でお答えします。これに対しては、当社の 3 つめの理念をもって回答しましょう。「人手による介入を行わない」のです。私たちの見解では、ウェブとは人々が作り上げたものなのです。皆さん自身がページを作成し、ページにリンクしているのです。私たちはこのように人間が貢献してできたウェブをアルゴリズムを通じて活用しています。検索結果の最終的な順位決定はアルゴリズムが巨大なインターネットコミュニティからの貢献に基づいて決めているのであって、私たちの手でおこなわれているのではありません。いかなる個人の主観的な判断も、つまるところ主観的なものに過ぎないわけで、ウェブページやリンクに埋め込まれた膨大な人間の知識から Google のアルゴリズムによって引き出された情報のほうが、個人の主観よりも優れていると私たちは確信しています。

当社がその結果を人手で調整しないという原則を支持する 2 つ目の理由は、うまくいかないクエリーというのは当社のランキングアルゴリズムの改善点を示す隠れたサインであることが多いためです。ランキングの基礎をなすアルゴリズムを改善することで、特定のクエリーだけが改善されるにとどまらず、同じ種類のクエリーすべてが改善され、それはすべての言語に及ぶことが多いのです。ただし、Google が推奨しているウェブサイト向けポリシーは明確に書かれており、当社のポリシーにそぐわなかったり、その他いくつかの理由(法的要件、児童ポルノ、ウイルス、マルウェアなど)に該当するサイトには、適切な措置を行うことがあります。

今後も Google ランキングの背景にある技術の概要を説明し、実際に動いている最先端のランキング技術をいくつかお話していきます。お楽しみに!


時刻 9:00

Google Earth で東京マラソン 2009 をバーチャル体験

2009 年 3 月 22 日
Posted by 根来香里(マーケティング マネージャー )

今日は東京マラソン 2009 の開催日、Google Japan の社員も何人か参加します。

公式サイト内で、Google Earth をご利用いただき、全コースがみられるようになっています。昨年10月に日本でサービスを開始した Google マップのルート案内の機能を使って、Google Earth 上で東京マラソンの実際のコースを立体的に見られるようになっていて、応援に出かける前に、ポイントがチェックできたり、お茶の間で楽しむのに臨場感を味わえたりします。
テレビ中継中に映し出される映像と Google Earth での眺めを比べてみて楽しんでみてください。

ご利用になるには、まずは Google Earth をダウンロード。そしてこちらからコースマップファイルもダウンロードしてから、Google Earth を起動するとサイドバーにメニューが表示されます。メニューを開いて、"バードビュー 2 " を選択し、再生をクリックすると、鳥になった気分で上空からコースを見ることができます。

それでは、ランナーの皆さんも、応援の皆さんも、楽しい 1 日を!


時刻 8:00

Google Chrome: Beta アップデートおよび Dev リリース 2.0.170.0

2009 年 3 月 18 日
Posted By 及川卓也 / シニアプロダクトマネージャー

Google Chrome の Beta チャンネルはしばらくの間更新を行っておりませんでしたが、この度、ビルド 2.0.169.1 で更新を行いました。ビルド 2.0.169.1 については、こちらをご覧ください。

Stable チャンネルの基準を満たしたビルドを提供できるまで、Beta チャンネルで安定性と品質の向上を行ってまいります。

最新機能を試したいが、Dev チャンネルよりも安定したビルドを待っていたユーザーの方々は、是非ともこの機会に Beta チャンネルに切り替えてみてください。切り替えについては、Easy Access Release Channels (英語) を参照ください。

また、Dev チャンネルも 2.0.170.0 に更新しました。今回のリリースでは、ユーザビリティと安定性を向上させています。また、WebKit と V8 のマージも行っております。

新機能
  • V8 が 1.1.1.2 にアップグレードされました。詳しくは V8 の changelog (英語) をご覧ください。
  • オートコンプリートがテキストフィールドで上下カーソルキーを押した際にもポップアップで表示されるようになりました。
  • 通常のブラウズモードにて訪問したことのあるリンクがシークレットモードでは訪問したことがあるリンクとして表示されなくなりました (以前は通常のブラウジングのときと同様に紫色などにリンクが変わりましたが、シークレットモードでは訪問したことのあるサイトであることがわからないようになりました)
修正
  • リグレッションバグの修正: タスクバーを自動的に隠す設定にしていた場合、Google Chrome ウィンドウが最大化されて表示されていると、マウスがタスクバーの領域に入り、本来ならばタスクバーが表示されるようになるべき場合でも表示されなかった問題の修正
  • セッションのリストアに関連するリグレッションバグの修正
  • ある種類のマウスで水平方向のスクロールが逆方向に動いてしまう問題の修正
  • "Exit Full Screen" リンクが動作しなかった問題の修正
  • リンクやブックマークをタブにドラッグしても無視される問題の修正
  • ページ内を移動中にプラグインが適切に自動で非表示にならなかった問題の修正
このほかの変更点や修正点の詳細については、リリースノート (英語) をご覧ください。

既知の問題
  • about:network ダイアログが現在の Google Chrome ウィンドウの後ろに表示される (http://crbug.com/8453 (英語))
  • Flash を使っているページをスクロールした場合、CPU 使用率が 100% に上がる (http://crbug.com/8653 (英語))
  • about:network ダイアログにおいて、スクロールバーが表示されなくなる (http://crbug.com/8732 (英語))
  • 複数のダウンロードタブが生成される (http://crbug.com/8767 (英語))
  • ダウンロードページでステータス表示が停止される (http://crbug.com/8220 (英語))
  • 1 つのタブしか持たない Google Chrome のウィンドウが 1 つのみある場合、タブのドラッグができない (http://crbug.com/8637 (英語))
  • 閲覧履歴のインポートでその日の履歴のみしか履歴ページで表示されない (http://crbug.com/8827 (英語))
  • デバッガを起動した場合、タブがクラッシュする (http://crbug.com/8822 (英語))
  • インスペクタ (「要素を検証」) が空のエレメントのみしか表示しない (http://crbug.com/8821 (英語))
  • タスクマネージャが最大化されている場合にバックグランドの描画に問題が生じる (http://crbug.com/8372 (英語))
  • リグレッションバグ: エンコードの自動検出が機能しない (http://crbug.com/8587 (英語))
  • 証明書のアドレスと異なるアドレスの SSL ページにアクセスした際にタブが動作しない (http://crbug.com/8517 (英語))
Dev チャンネルでは最新の修正を確認し、開発中の新機能にアクセスすることが可能となります。Dev チャンネルおよび登録方法については http://dev.chromium.org/getting-involved/dev-channel/ (英語) をご覧ください。

時刻 18:35

絵文字の Unicode 符号化に関するアップデート

2009年3月18日
Posted by 桃井 勝彦 (Google絵文字符号化グループ)、岸本 豪 (プロダクトマネージャー)

先日、本ブログにてお知らせした絵文字のUnicode 符号化プロジェクト ( emoji4unicode プロジェクト) のアップデートです。これまで emoji4unicode プロジェクトでは、各参加者のフィードバックを反映しながら Unicode 標準および ISO 10646 標準に含まれるべき絵文字の一覧を作成してきました。この絵文字の一覧には日本の 3 大携帯キャリア ( NTTドコモ、KDDI、SoftBank モバイル ) で利用されている絵文字がほとんど全て含まれています ( 既に Unicode 符号化されているものは除きます )。

Unicode 標準と ISO 10646 標準には同じ文字が含まれており、Unicode コンソーシアムと ISO/IEC JTC1/SC2 委員会によって共同管理されています。絵文字の符号化提案は Google および Apple 社によって共同提案され、2009 年 2 月 6 日に Unicode 技術委員会にて正式に了承されました。

次に本提案は、Unicode コンソーシアムと US 代表による ISO への共同提案という形で ISO/IEC JTC1/SC2/WG2 に承認を求めて提出され、審議が行われることになります。従って、現時点ではまだ絵文字の標準化が完了したわけではございませんが、Unicode コンソーシアムにおける emoji4unicode の提案採択は絵文字の Unicode 標準化に向けた大きなマイルストーンだと思っています。

次回の SC2/WG2 標準化会議は 4 月下旬にアイルランドで開催されます。この標準化会議に提出される絵文字の Unicode 標準化の提案文書 (Proposal for Encoding Emoji Symbols) はこちらからご覧いただけます(英語) (非公式な日本語訳はこちらをご覧ください)。

これまで日本の携帯キャリアを含め、さまざまな方から emoji4unicode プロジェクトに関してポジティブなフィードバックを頂き、絵文字に対して多くの方が強い興味を持っていらっしゃることを改めて感じています。日本の皆様からのさらなる賛同を頂けると、本プロジェクトを進める上での強力なサポートになります。

引き続き皆さんのご支援をよろしくお願いします。


時刻 9:00

サーチクオリティチームの紹介

2009 年 3 月 16 日
Posted by Udi Manber(ウディ マンバー) / 技術担当副社長

※先週から始まった毎週月曜日のエンジニアリングブログシリーズの 2 回目です。今週は過去に米国の Google ブログにポストされたものの中から、検索技術についてを抄訳してご紹介します。

私が担当している「サーチクオリティ」(Search Quality)は、Googleの検索結果のランキングを担当し、Googleに寄せられる1日に何億もの質問に対し、一瞬にして、ウェブ上の何十億ものページから、どれをどのような順番で表示するかを決める仕事です。

非常に多くの人々に極めて頻繁に利用されているにもかかわらず、Googleのランキングは驚くほど知られていません。これは完全に私たちの責任において、あえてそうしているのです。それには 2 つの理由があります。ひとつはシンプルに、そしてどこの会社とも同じように、他社に自社の秘密の方策を公開したくないからです。もうひとつは、不正利用を防ぐためです。ランキングの仕組みに簡単にアクセスできるようにしてしまうと、そのシステムは標的にされやすくなってしまうのです。情報を公開しないことによるセキュリティは決して最良の手段ではなく、私たちもそれだけに頼っているわけではありませんが、実際に多くの不正利用を防いでいるのです。

ランキングのアルゴリズムの詳細は、多くの点で Google の重要資産です。私たちはそれらをとても誇りに思っており、その保護を非常に重要視しています。ある概算では、これまでにプログラマ/科学者 1000 人の 1 年間分に相当する労力がその開発に投入されており、技術革新の速度は一向に衰えていません。

しかし完全に秘密主義的であることは理想的ではありません。この投稿はこれまでよりももう少し情報を公開していこうという新たな取り組みの一環です。私たちは、皆さんに対して定期的に、新しい事柄をお話したり、古い事柄を説明したり、アドバイスしたり、ニュースを配信したり、話し合いをしたりしていきます。私たちのグループについての一般的な情報からご説明します。

まずは自己紹介です。私はUdi Manber(ウディ マンバー)と申します。私は Google の「サーチクオリティ」を担当する技術担当副社長です。私は Google に在籍して 3 年になりますが、検索技術に関しては 20 年にわたり取り組んでいます。

チームの中心をなすのは、ランキングの核となる部分に取り組んでいるチームです。ランキングは難しいものであり、その難易度は人々の想像をはるかに超えるものです。その理由のひとつは、言語とは本質的に曖昧なものだということ、そして文書とは規則に従ったものではないことです。情報を伝える方法についての標準的な規格などというものはないので、私たちは誰がどういった理由で書いたウェブページであれ、理解する必要があります。しかもそれは、問題の半分でしかありません。私たちは人々が入力するクエリー(検索語)を理解する必要もありますが、クエリーは平均 3 単語未満しかありません。私たちはそのようなクエリーをすべての文書から理解した内容とマッピングするのです。人々がそれぞれ違ったニーズを持っていることは言うまでもありません。そして私たちは、それらすべてを数ミリ秒で対応しなくてはならないのです。

Google ランキングのアルゴリズムの中で最も有名なのは PageRank であり、これは、 Google の創業者であるラリー ペイジとサーゲイ ブリンが開発したアルゴリズムです。PageRank は今日でも使われていますが、現在ではより大きなシステムの一部となっています。その他の部分には、言語モデル(成句、同義語、発音区別符号、スペルミスなどに対処する能力)、クエリーモデル(言語そのものというより、人々が今日それをどう使っているか)、時間モデル( 30 分前に作られたページで最適な答えを得られるようなクエリーもあれば、昔からあるのに陳腐化しなかったページからよりよい答えが得られるクエリーもある)、およびパーソナライズドモデル(誰もが同じものを望んでいるわけではない)が含まれています。

私たちのグループの中には、私たちがどれだけうまくやっているかという評価を担っているチームもあります。評価はさまざまな方法で行われますが、その目標は常に「ユーザー体験の向上」という一点に置かれています。これは主要な目標というより、ただ唯一の目標なのです。(おかしなことが一つとして起こらないように)常時行われる自動評価、サーチクオリティ全般の定期的な評価、そして最も重要なものとして、特定のアルゴリズムの改善に対する評価があります。エンジニアが新たなアイデアを元に新しいアルゴリズムを開発するとき、彼らのアイデアは徹底的にテストされます。当社は、すべてのデータに目を通し、その新たなアイデアの価値を判断するための統計学の専門家のチームを擁しています。私たちは毎週ミーティングを開き、それらの新しいアイデアに目を通して、リリースに値するか検討します。2007 年には、450 以上もの新たな改善点をリリースしました。平均すると、1週間に 9 つほどの計算になります。一部の改善点は単純かつ明確なものであり、例えばヘブライ語の略語による検索の処理プロセスを修正しました(ヘブライ語では、略語は最後の文字の隣に(”)を付けることによって示されるため、IBM は IB”M となります)。しかし非常に複雑な改善もあります。例えば、私たちは 2008 年 1 月に PageRank アルゴリズムに大幅な変更を加えました。私たちはほとんどの場合、関連性を向上する方法を探しているのですが、アルゴリズムをシンプルにすることを目的としたプロジェクトにも取り組んでいます。シンプルなのはよいことです。

私たちの検索を世界中に提供することは、過去 3 年間、私たちの主な重点領域のひとつでした。主要な言語だけではなくすべての実際に話されている言語が対象です。例えば昨年度、私たちは 800 万人が話すというアゼルバイジャン語に対して大きな改善を行いました。また私たちは、エストニア語、カタロニア語、セルビア語、セルビア・クロアチア語、ウクライナ語、ボスニア語、ラトビア語、タガログ語(フィリピン語)、スロベニア語、およびペルシア語のスペルチェックも導入しました。私たちは、世界中から当社にフィードバックをくださる人々のネットワークを組織しました。また Google の全部門からさまざまな言語を話す大勢のボランティアが参加し、検索の改善に協力しています。

新機能および新しいユーザーインターフェースに専念しているチームもあります。優れた自動車には優れたエンジンが不可欠ですが、それだけでは不十分です。自動車は快適であり、運転しやすい必要があります。Google 検索のユーザーインターフェースは非常に単純なものです。当社のユーザーのほとんどはヘルプページを読んだことがないようですが、それでも非常にうまく使えているのです。Google に新機能を追加する際には、誰もが直感的に使いやすいものであるかを確認します。昨年実施した最も大きな変更点はユニバーサル検索の導入です。カスタム検索エンジンの導入や iGoogle への改善もたくさん行いました。UI チームは、ユーザー調査を行い、新機能を評価するユーザビリティの専門家のチームのサポートを得ています。

ウェブスパムその他の不正使用への対処に特化しているチームもあります。このチームは、隠しテキスト、不可解なキーワードの詰め込まれた内容のないページ、さらにはその他の方法も含め、私たちの検索結果で上位にランクインするための数多くの方法に幅広く対処しています。このチームは新たなスパムの傾向に狙いを定め、拡張性のある方法で、それらのトレンドに対応しています。これは他のチームと同様、グローバルで取り組んでいます。ウェブスパムグループは、Google Webmaster Centralチームと密接に協働しており、その考え方を広く共有すると共に、サイト所有者の話にも耳を傾けています。

検索に関して重要な点の一つに、ユーザーからの期待値が急速に増すことが挙げられます。明日のクエリーは今日のクエリーよりもはるかに難しくなるのです。ムーアの法則によれば演算速度が 18 ヶ月ごとに倍増するというのと同じように、私たちにとって最も難解なクエリーの複雑さは短期間で倍増するという、隠れた法則があるのです。これは厳密に測定することは不可能ですが、私たちが感じていることです。私たちは実績にあぐらをかいてはおられず、そのような難題を解決するために一所懸命努力しなくてはならないと思っています。

今後も少しずつ、「サーチクオリティ」についての情報を更新していきますので、どうぞご期待ください。


時刻 18:30

iPhone 向けの画像検索が新しくなりました

2009年3月13日
Posted by Google モバイルチーム

iPhone と iPod touch 向けに、画像検索の提供を開始しました。

この新しい画像検索結果ページでは、1 ページで最大 20 枚の画像を一度に見ることができ、そこから気に入った画像を選んでさらに詳細な情報を得ることができます。詳細ページからは、もっと大きなサイズで画像のサムネイルを見たり、その画像の含まれているウェブページに移動したり、また画像だけを最大化して表示することもできます。また、新しい検索結果ページでは、「検索対象」フィルタを使って、表示される結果を、人の顔、クリップアート、線画、写真に絞り込むことができます。
ぜひ、 iPhone または iPod touch から、 google.co.jp にアクセスして試してみてください!

1. まずは、google.co.jp にアクセスして、「画像」リンクをクリックし、キーワードを入力します。



2. キーワードに関連した画像が表示されます。



3. 右上にある、「検索対象」オプションを使うと、画像の種類の選択や、セーフサーチの設定をすることができます。



4. 検索結果の中から一つの画像をタップすると表示される詳細ページでは、もっと大きなサムネイルを見ることができます。また、その画像のあるサイトに移動したり、画像を最大化表示することもできます。



時刻 13:00

Google Chrome: Dev リリース 2.0.169.1

2009 年 3 月 13 日
Posted By 及川卓也 / シニアプロダクトマネージャー

Google Chrome の Dev チャンネルが 2.0.169.1 に更新されました。Dev リリースのインストールができなかった方も、今回のリリースにはそのための修正が含まれていますので、是非お試しください。インストールに関してのもっとも多かった問題は %TMP% ディレクトリが C ドライブとは別のハードディスクを指していたことによるものです。

今回のリリースの主な更新点は、以下の通りです。

変更点
  • 最後のタブで正常に右クリックメニューが表示されるように修正 (http://crbug.com/8519 (英語))
  • V8 のバージョン 1.0.3.6 (r1458) にアップグレード
  • 履歴ページにおける検索の問題の修正 (http://crbug.com/8438 (英語) と http://crbug.com/8456 (英語))
  • DWM (Desktop Window Manager) をトグルし、ウィンドウが最大化されている場合に、タイトルバーが黒になる問題の修正 (http://crbug.com/8526 (英語))
  • ホイール型のマウスや古い形式の ThinkPad を利用している場合、水平方向のスクロールが逆方向に動かない問題の修正 (http://crbug.com/8590 (英語))
  • ResizeCorner 内部で発生するクラッシュの修正 (http://crbug.com/8477 (英語))
  • タスクバーを自動的に隠す設定にしていた場合、Google Chrome ウィンドウが表示されていると、マウスがタスクバーの領域に入り、本来ならばタスクバーが表示されるようになるべき場合でも表示されなかった問題の修正 (http://crbug.com/20 (英語) と http://crbug.com/8410 (英語))
  • %TMP% が C ドライブで無かった場合にインストールが失敗する問題の修正 (http://crbug.com/8505 (英語))
このほかの変更点や修正点の詳細については、リリースノート (英語) をご覧ください。

既知の問題
  • about:network ダイアログが現在の Google Chrome ウィンドウの後ろに表示される (http://crbug.com/8453 (英語))
  • ブックマークされたページが履歴ページですぐには反映されない (http://crbug.com/8399 (英語))
  • "Exit Full Screen" リンクが動作しない (http://crbug.com/8318 (英語))
  • タスクマネージャが最大化されている場合にバックグランドの描画に問題が生じる (http://crbug.com/8372 (英語))
  • Internet Explore および Firefox からブックマークをドラッグ&ドロップした場合に、ブラウザがクラッシュする (http://crbug.com/8289 (英語))
  • 制約のあるウィンドウ (必要最小限のメニューなどに制限したウィンドウ) で Javascript デバッガが起動されない (http://crbug.com/8071 (英語))
  • 新しいタブにおいてズームが機能しない (http://crbug.com/8040 (英語))
  • 保存したパスワードを削除した際にブラウザがクラッシュする (http://crbug.com/8345 (英語))
  • Flash を使っているページをスクロールした場合、CPU 使用率が 100% に上がる (http://crbug.com/8653 (英語))
  • リンクやブックマークをタブにドラッグしても無視される (http://crbug.com/8669 (英語))
Dev チャンネルでは最新の修正を確認し、開発中の新機能にアクセスすることが可能となります。Dev チャンネルおよび登録方法については http://dev.chromium.org/getting-involved/dev-channel/ (英語) をご覧ください。

時刻 11:53

新しい広告のプログラムのテストについて

2009年 3 月 12 日
Posted by 徳生健太郎 (製品開発本部長)

ご存じかもしれませんが、私たちは Google のミッションとして、「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」を掲げています。そして、私たちのビジネスの重要な一部である「広告」も価値のある情報源であるべきだと考えています。それゆえ、Google やGoogle のパートナーのサイト上で、ユーザーがそのとき必要としている情報にできるだけ関連のある広告を掲載するための技術の開発に力を注いでいます。

昨日、米国で発表したように、Google は、新しい広告のプログラムのテストを開始する予定です。Interest- Based Advertising (=興味/関心に基づく広告)と呼ばれるもので、Google AdSense パートナーサイトと YouTube で提供されます。これは、ユーザーの皆さんが訪れるウェブサイトの情報を、AdSense 広告配信の判断条件に付加することによって、さらに関連性の高い広告を、情報のひとつとして皆さんに提供しようという試みです。皆さんが訪れるサイトや閲覧するページの種類に基づいて、ブラウザに情報を Cookie として残し、Google がいくつかに分類した興味のカテゴリー(例:スポーツ、車、ペット等)の中から、皆さんが興味を持つと思われる広告を表示することができるようになります。

例えば、もし料理が好きなユーザーが、「今日のおかずのレシピ」といったサイトをよく訪れているとすると、有名シェフのお料理教室や、地方の食材お取り寄せのような情報に興味があるのではないか、と推測し、通常の広告スペースにそれらに関する広告をなるべく多く表示させることができるようになります。ユーザーの皆さんは、お気に入りの広告カテゴリーを選択したり、逆に見たくない広告のカテゴリーを選んだりすることもできるようになります。

(これは、全てのサイトから情報が得られるわけではなく、あくまでも AdSense を掲載したサイトと YouTube からのみとなります。また、サイトの情報はあくまでもブラウザに残される Cookie を基にして判断されるもので、ユーザー個人を特定できる情報は抽出できません。)

ユーザーの皆さんそれぞれにカスタマイズされたように見えるこの広告のしくみは、プライバシーに関しての懸念を生むと思いますが、皆さんに安心して Google や Google パートナーのサイトをご利用いただくため、この広告の仕組みに関連する、ユーザーのプライバシーを守る Google の主な取り組みをご説明します。

    • ユーザーに対する高い透明性を保つこと-まず、この広告の仕組みのベースとなるユーザーの「興味」の情報や広告の配信先は、AdSense を利用しているサイトとYouTube からのみとなります。これが明確になるよう、Google がAdSense パートナーネットワークやYouTube に配信する広告には、Google の広告だというリンク表示が付いてます(例: Ads by Google)。このリンクをクリックすると、どのようにGoogle が広告を出しているのか、また、広告を表示させるために使用している情報について、詳細を知ることができます。また、「サイトを閲覧した」という情報がブラウザのcookie に残されるだけで、ユーザーの個人特定をできる情報(たとえば、サイトに入力した情報など)は認識されません。
    • ユーザーが選択肢を常に持っていること---まず、この「興味/関心に基づく広告」を、オフにしたりコントロールする機能を日本のユーザーにも提供します。Ads Preferences Manager[http://www.google.com/ads/preferences/] というページから、興味のあるカテゴリーを見たり、削除したり、追加したりできるようにしました。これによりユーザーの皆さんそれぞれの設定に応じて、興味のある広告を取得することができます。 このページは現在英語のみですが、まもなく日本語化されます。
    • また、ブラウザからこの機能を完全にオフにすることもできます。上記のAds Preference Manager ページのOpt out ボタンをクリックしてください。また、このターゲティング機能をオフにするプラグインを入手できます。(なお、新しいコンピュータを使用する場合や、ブラウザを新しくインストールしたり、他のブラウザに変更した場合は (特定のブラウザのアップグレードを含む)、この作業を繰り返してください。)
    この機能は、ユーザーの個人情報に依存するのではなく、ブラウザに残されるGoogle のCookie によるものであり、その情報はAdSense の広告配信システムによって整理されるだけで、広告主やサイト運営者など、第三者に渡るものではありません。

    また、Google AdSense をブログなどでご利用の皆さんは、こちらの Google AdSense ユーザー向けのブログもご参照ください。設定の変更などが必要な場合があります。( 日本の広告主様への提供予定は未定です。)

    このように、情報としての広告の品質を上げる新しい試みです。テストを通じてユーザーの皆さんのフィードバックを得ながら、さらなる向上に努めていきます。


    時刻 14:00

    Google Chrome: Dev リリース 2.0.169.0

    2009 年 3 月 11 日
    Posted By 及川卓也 / シニアプロダクトマネージャー

    Google Chrome の Dev チャンネルが 2.0.169.0 に更新されました。今回は比較的マイナーな変更が中心です。

    今回のリリースの主な更新点は、以下の通りです。

    変更点
    • 新しいタブにおいてアドレスバー (OminiBox) にフォーカスがあたらなかった問題の修正。Ctrl-T により新しいタブを開いた後にすぐにアドレスバーに入力が出来るようになりました。
    • マウスホイールを用いた場合のスクロール量の調整
    このほかの変更点や修正点の詳細については、リリースノート (英語) をご覧ください。

    既知の問題
    • スクリーンの解像度を変更したり、スクリーンセーバーを終了したり、スクリーンのロックを解除したりした際に、最大化した Google Chrome において障害が発生する可能性がある (http://crbug.com/8526 (英語))
    • 閲覧履歴を削除した後に履歴ページを表示するとブラウザがハングする (http://crbug.com/8438 (英語))
    • 履歴タブの検索機能が2回目のクリックでしか有効にならない (http://crbug.com/8456 (英語))
    • 履歴タブの検索機能が2回目のクリックでしか有効にならない (http://crbug.com/8456 (英語))
    • about:network ダイアログが現在の Google Chrome ウィンドウの後ろに表示される (http://crbug.com/8453 (英語))
    • ブックマークされたページが履歴ページですぐには反映されない (http://crbug.com/8399 (英語))
    • "Exit Full Screen" リンクが動作しない (http://crbug.com/8318 (英語))
    • タスクマネージャが最大化されている場合にバックグランドの描画に問題が生じる (http://crbug.com/8372 (英語))
    • Internet Explore および Firefox からブックマークをドラッグ&ドロップした場合に、ブラウザがクラッシュする (http://crbug.com/8289 (英語))
    • 制約のあるウィンドウ (必要最小限のメニューなどに制限したウィンドウ) で Javascript デバッガが起動されない (http://crbug.com/8071 (英語))
    • 新しいタブにおいてズームが機能しない (http://crbug.com/8040 (英語))
    • 1つのみのタブの場合にコンテキストメニューが表示されない (http://crbug.com/8527 (英語))
    Dev チャンネルでは最新の修正を確認し、開発中の新機能にアクセスすることが可能となります。Dev チャンネルおよび登録方法については http://dev.chromium.org/getting-involved/dev-channel/ (英語) をご覧ください。

    時刻 17:30

    Google Chrome: Dev リリース 2.0.168.0

    2009 年 3 月 10 日
    Posted By 及川卓也 / シニアプロダクトマネージャー

    Google Chrome の Dev チャンネルが 2.0.168.0 に更新されました。

    今回のリリースの主な更新点は、以下の通りです。

    新機能
    • 自動ログインを含まない NTLM 認証 (http://crbug.com/6567 (英語)、http://crbug.com/6824 (英語))
    • リモートデスクトップと Windows Vista のテーマの変更の動作の改善
    • 新しいフランス語とポルトガル語の辞書の提供
    • PAC ファイルのサポートを向上し、V8 による処理を行うようにする変更 (--proxy-resolver-v8 コマンドオプションで試せます)
    修正
    • フルスクリーンモードのさらなる改善
    • クラッシュへの対応と安定性の向上
    このほかの変更点や修正点の詳細については、リリースノート (英語) をご覧ください。

    既知の問題
    • Ctrl-T で新しいタブを開いた際に、フォーカスが OmniBox に当たらない (http://crbug.com/5127 (英語))
    • 閲覧履歴を削除した後に履歴ページを表示するとブラウザがハングする (http://crbug.com/8438 (英語))
    • 履歴タブの検索機能が2回目のクリックでしか有効にならない (http://crbug.com/8456 (英語))
    • about:network ダイアログが現在の Google Chrome ウィンドウの後ろに表示される (http://crbug.com/8453 (英語))
    • 新しいタブページで Javascript アラートが機能しない (http://crbug.com/8479 (英語))
    • モーダルダイアログが表示されている場合、バックグランドの Google Chrome ウィンドウにスイッチできない (http://crbug.com/8437 (英語))
    • 「よくアクセスするページ」のスクリーンショットをコピー (マウス右ボタンで「画像をコピー」を選択) し、新しいページでペーストしようとすると、ブラウザがクラッシュする (http://crbug.com/8412 (英語))
    • ブックマークされたページが履歴ページですぐには反映されない (http://crbug.com/8399 (英語))
    • "Exit Full Screen" リンクが動作しない (http://crbug.com/8318 (英語))
    • タスクマネージャが最大化されている場合にバックグランドの描画に問題が生じる (http://crbug.com/8372 (英語))
    • "Password Exceptions" ダイアログにおいて、「すべて削除」を行った場合、ブラウザがクラッシュする (http://crbug.com/8345 (英語))
    • Internet Explore および Firefox からブックマークをドラッグ&ドロップした場合に、ブラウザがクラッシュする (http://crbug.com/8289 (英語))
    • 制約のあるウィンドウ (必要最小限のメニューなどに制限したウィンドウ) で Javascript デバッガが起動されない (http://crbug.com/8071 (英語))
    • 新しいタブにおいてズームが機能しない (http://crbug.com/8040 (英語))
    • フォントと言語のダイアログボックスが途中で不適切に隠れてしまっている (トランケーションの問題が発生している) (http://crbug.com/8016 (英語))
    • Ctrl+Shift+T が SSL エラーページでアンドゥできてしまう (http://crbug.com/7920 (英語))
    Dev チャンネルでは最新の修正を確認し、開発中の新機能にアクセスすることが可能となります。Dev チャンネルおよび登録方法については http://dev.chromium.org/getting-involved/dev-channel/ (英語) をご覧ください。

    時刻 15:49

    Hackathon を快適にする Tips

    2009年 3 月 9 日
    Posted by Developer Relations チーム

    去る 2 月 13 日に Developers Summit 2009 会場内にて OpenSocial をテーマとした Hackathon を開催しました。

    昨年 12 月に続いての開催となったこの Hackathon には、前回参加された方も数名参加してくださり、とてもレベルの高いものとなりました。限られた時間の中で開発されたアプリケーションはいずれも素晴らしいものでした。

    下の写真は今回の Hackathon で開発され、参加者の投票の結果、もっとも素晴らしいアプリケーションと評価されたゲーム「ソーシャルクエスト」です。このゲームは、いろいろな職業の友達とパーティーを組み、「社会の敵」と戦うソーシャルRPG です。敵によっては特定の職業の友達がパーティーに必要となるため、ゲームを通じて新たに友達を探す必要がある、ソーシャル性の高さが特徴です。もちろん、Hackathon の短い時間の中で完成度の高いデモを開発したチームワークや技術力も評価されていました。



    Hackathon や OpenSocial についての説明は前回のブログポストをご覧いただくとして、今回はHackathon のベテランが実行した Hackathon をより有意義で快適にする ための Tips をご紹介したいと思います。


    Tip 1:モニター → 大きなモニターを使ってみんなでコードレビュー

    Hackathon は各自がノートパソコンを持参するため、モニターは必ずしも必要ではありません。しかし、グループに1台モニターがあればコードやアプリケーションのレ ビューをグループ全員で行う場合にとても役立ちます。レビュー以外の時にはデュアルモニターとしても利用できるので、コーディングの効率も良くなるでしょ う。



    Tip 2:ホワイトボード/スケッチブック → "気づき"はすぐに書き留めて

    アナログな手段ですが、考えをまとめたり、素早く概念を伝えるツールとして紙とペンはとても有効です。今回の Hackathon ではスケッチブックと小さなホワイトボード、模造紙を用意しました。



    Tip 3:コミュニケーションツール → 情報共有はオンラインが一番

    デジタルなコミュニケーションツールも Hackathon では大活躍します。Google ドキュメントを利用すれば、メンバーが作成したコードや参考となるサイトのURLをグループで簡単に共有することができます。また、コミュニケーションツールは Hackathon の後にグループのメンバーと連絡を取る際にも役立ちます。

    Tip 4:開発環境 → 使い慣れた道具で開発効率も大幅にアップ

    コーディングの効率を落とさない秘訣は、普段の作業環境に近づけることです。今回 Hackathon ではノート PC を 2 台持参する人、キーボードを持参する人もいました。





    Tip 5:参考書 → 手元に置きたいお勧めの参考書

    これもまたアナログな手段ですが、手元に良い参考書を準備しておくことも大切です。Hackathon のテーマに関連する本はもちろん、一般的な HTML や JavaScript などのリファレンス本も便利です。ちょっとした関数やタグを調べる時間を節約することができます。



    Tip 6:ドリンク/スナック → 腹が減ってはコーディングも出来ぬ。リフレッシュメントのすすめ

    Hackathon は朝から夕方まで行われる終日イベントです。昼食だけでは、コーディングが佳境に入る午後3時ごろには小腹も空いてきます。そんな時のために、ちょっとしたお菓子を用意しておくことは気分転換にもなりますし、結果的には集中力を維持するうえで、意外と重要なことです。ただし、手が汚れないお菓子を用意しておくことがポイントです。

    お菓子だけでなく、ドリンクも重要です。ペットボトルが一般的でしょうが、以前開催した Hackathon では温かいコーヒーのために水筒を持参した人もいました。ツーリングなどで使うストロー付き水筒を持参し、キーボードから手を離さず、モニターから目を離すこともなく水分補給をしている方もいました。まさに、マラソン大会です。


    Hackathon は Google 特有のものではありませんが、Google 社内でしばしば行われるとてもエキサイティングなイベントです。
    日本ではまだ一般的ではありませんが、Google の Hackathon を通じ、多くのデベロッパーがこの素敵なイベントを体験し、自ら Hackathon を開催するようになることを期待しています。今回紹介した Tips がその一助となれば幸いです。

    Google 東京 R & D センターでは、今後、この Google Japan オフィシャルブログに、このように日本のエンジニアの皆さんとのコミュニケーションを目的としたブログを毎週月曜日にポストしていく予定です。次週はサーチクオリティについてお届けします。どうぞお楽しみに!

    時刻 14:22

    Android Hackathon を開催します

    2009 年 3 月 4 日
    Posted by Developer Relations チーム

    ユーザーコミュニティであるAndroid-SDK-Japan が 3 月 19 日、20 日に Hackathon を開催します。

    Android は 2007 年 11 月に Google が発表した携帯電話向けのプラットフォームです。発表からほぼ 1 年を経た昨年 9 月には米国で Android 搭載携帯電話が発売され、先月には有料アプリケーションの提供も可能となりました。 Android は日本でも多くのデベロッパーから新たなアプリケーション提供のプラットフォームとして注目を集め、無料でダウンロードできる SDK を利用してのアプリケーション開発も活発に行われています。

    今回の Hackathon は 日本の Android アプリケーションのデベロッパーが集まり、互いに協力しながらアプリケーション開発を行う貴重な機会です。チューターとして Google が認定する API Expert や Google のエンジニアも参加し、アプリケーションの検証環境も用意されているため、アプリケーション開発における疑問点を解決する絶好の機会ともなるでしょう。

    Hackathon の詳細については以下をご覧ください。

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    Android Hackathon

    主催: Android-SDK-Japan
    後援: Google
    協力: IT-Farm
    日時:   2009 年 3 月 19 日(木)、20 日(金) 10:00~18:00
    場所:Google 東京オフィス
    人数:両日各 30 名
    条件:Android に興味がある方
    Android SDK を用いた Android アプリケーション開発経験のある方、
    あるいは Android を何らかの機器に組み込んでみたことのある方
    無線 LAN が利用できるノートパソコンの持参が可能な方

    ※二日間開催となりますが、参加者は各日入れ替えとなります。
    ※参加者の方々は 3 月 10 日、11 日に、Google 東京オフィスにて
     開催される事前ミーティングに参加いただきます。( 18 : 30 ~ 20 : 30 )

    申込: 参加申し込みフォーム からお申し込みください。(先着順)

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    両日ともにまだ若干の空席があります。Android アプリケーションの開発に興味のある方は貴重なこの機会をぜひご活用ください。
    ※開催中の一部で、報道関係者が同席する場合があります。



    時刻 10:28

    ストリートビューのユーザーフォトを探索しよう!

    2009年3月2日
    Posted by Frederik Schaffalitzky, Software Engineer, Google Zurich

    2月27日から、新しい機能により、風景写真に特化した写真共有サイト Panoramio(*) にアップロードされている世界の名所のユーザー投稿写真をストリートビューとともにお楽しみいただけます。たとえば、パリのエッフェル塔ノートルダム大聖堂をストリートビューでバーチャル体験する際、その付近で撮られたユーザー写真を同時に見ることができます。ストリートビュー画面の右上に表れるサムネイルをみつけたら、クリックするとリストが見られます。それぞれの写真の左上には、その写真を提供した方の Panoramio 上のページへのリンクもあります。 パリ以外にも、ニューヨークサンフランシスコローマ東京バルセロナシドニーニュージーランドなど、ストリートビューが提供されている地域で、かつ、Panoramio に写真が掲載されている地域であれば、この機能をお楽しみいただけます。もし、Panoramio のサービスをまだ利用したことがなければ、ぜひあなたのベストショットの写真をGEOタグをつけて提供してください。Google の画像一致解析アルゴリズムによって、ふさわしい地点のストリートビューに写真を紐付けることができます。たとえば世界でも有名な観光地である、サグラダファミリアにはたくさんの写真がありますが、まだまだ開拓されていないエリアもあります。ぜひ、あなたのお気に入りの写真を Panoramio にアップロードしてください。

    * Panoramio では,写真を撮影した場所とオンライン地図サービスを連携させて管理することが可能です。Google Earth や Google マップで閲覧できます。

    時刻 13:40