マイマップをみんなでつくろう!

2007年11月29日
Posted by 河合 敬一 / プロダクトマネージャー


ご好評をいただいているGoogleマップのマイマップ機能に、共同編集機能がつきました!


これまでも、東京のカフェめぐりや沖縄のおすすめダイビングスポットなど、さまざまな地図を共有していただいていましたが、今度はみんなの知恵を集めて、世界中のカフェ、世界中のダイビングスポットを集めてひとつのマップにしていただくことができます。共同作業の楽しさ、便利さを感じてください。

使い方は簡単2ステップ。


  1. マイマップを作っていただくか、一緒に編集したいマイマップを選んで、「一緒に編集」リンクを押してください。
    (仲間や友人で共有するだけなら、マップを「公開」にしていただく必要はありません)



  2. あとは、一緒に編集したい人のメールアドレスを入力していただくか、誰でも編集するように設定するだけです。
たとえば

  • 会社の近くで、遅くまで開いているお店の社内で共有したり
  • みんなの行った場所を集めて、世界の旅行ガイドを作ったり
  • 友達と地図の上でおすすめレストランを共有したり

使い方は無限に広がります。ぜひ試してみてくださいね。

そうそう、Google社内のサーフィン好きが集まって、世界のおすすめサーフスポットを集めています。もしいい場所をご存知でしたら、ぜひこちらから教えてください。サーフィンがお好きでない方も、UFO発見マップ、オーストラリアのワイナリーマップなどなど、ぜひ皆さんでマップを作って、共有してみてください!



時刻 12:34

Google モバイルをほぼ全機種でリニューアル

2007年11月30日
Posted by 徳生健太郎( グループプロダクトマネージャー )

1ヶ月ほど前にご紹介した、Google モバイルの新しいデザインが、 DoCoMo、KDDI、SoftBankの 3 キャリアの全機種のデフォルトになりました。これで、より一層多くのモバイルユーザーの皆さんに、google.jp にアクセスするだけで直接新しいデザインを利用していただくことができます。

旧来のデザインでは、ユーザーが「ウェブ」「携帯サイト」「イメージ」などから、携帯のカーソルキーを何度もクリックして設定してから検索し、求める検索結果が表示されなかったらまた他のオプションで試し直す、という作業が必要でしたが、今回のリニューアルで、自動的にキーワードに適したと思われる検索結果が、「ウェブ」「携帯サイト」「イメージ」の組み合わされて表示されるようになったので、「とりあえず検索してみる」ことがすぐできるようになりました。また旧来のデザインでわかりづらかったお店の検索や地図表示へのアクセスも簡単になりました。

新デザインを公開したあとも、ユーザーの皆さんから寄せられコメントや感想を元に、本日まで下記のような改良を加えました。

パケット代が気になるという方のために、画像検索結果の自動表示をオフにする機能をつけました
検索結果ページのレイアウトを少々変更して、タイトルと引用文を読みやすくしました
ブラウザ容量の比較的小さい世代の端末機種で検索結果が表示できなくなる問題を解決しました。 

また、ユーザーから寄せられた感想、コメントの中から使い方のヒントをいくつかご紹介します。

旧来の Google モバイルの UI を使い慣れたアドバンスユーザーの中には、最初から検索対象の絞り込みをしたい、という方もいるので、そのオプションを表示できるようにしてあります。Google モバイルトップページ下部の「設定」から、「絞り込み検索オプション」をオンにすることで、トップページに選択プルダウンが表示されます。デフォルトの「すべて」の場合は、検索結果は自動組み合わせで表示されます。

Google ニュースや RSS などのコンテンツを追加すると、一番新しく追加されたものがホームページ上部に表示されますが、これらのコンテンツは自由に並べ替えができます。ユーザーの中には、デフォルトの「エリア情報」が地域の天気予報や地図、乗換案内などへのリンクがあるため一番よく使う、ということから、同じくGoogle モバイルトップページ下部の「設定」メニューから「マイページのコンテンツ」の「並べ替え」をクリックして、「エリア情報」を最上部に移動したという声もいただきました。

旧来からお使い頂いている Google モバイルのブックマークからアクセスできますが、DoCoMo 端末をお使いの方々は、新機能である地域設定やコンテンツの追加、検索絞り込みオプションなどの設定を保存するために、Google モバイルホームページ新デザインの再ブックマークをおすすめします。

この新しいデザインを新たな起点として、これからもユーザーの方々の声を聞きながら、使いやすさと機能の拡充、改良を続けていくつもりです。是非ご意見やご感想をお寄せください!

時刻 8:25

Googleマップで地形も見られるようになりました

2007年11月27日
Posted by 上田ガク (Googleマップチーム)

Googleマップでは今まで地図と航空写真の組み合わせで地図を見ることができましたが、本日新たに地形表示機能をリリースしました。航空写真とは一味違った地図をお楽しみください。

Googleマップの画面の右上にある白いボタン「 地形 」をクリックすれば山や谷がひと目でわかる地形表示に切り替わります。


拡大地図を表示

いつも見ている日本列島も、地形を表示させると意外な一面を見せてくれます。

たとえば阿蘇山のカルデラ。これは世界有数の規模だけあって見事です。


拡大地図を表示

もちろんこの地形表示機能を使って日本以外の世界中どこでも見ることができます。世界最高峰エベレストを有するヒマラヤ山脈もなかなかの迫力です。


拡大地図を表示

航空写真マップでは、航空写真の上に地名も表示するようにしました。航空写真だけを見たい場合には航空写真ボタンを押したときに表示される「地名を表示」をオフにしてください。

時々引っ張り出してきて眺める地図帳の愉しみがGoogleマップでまた1つ体験できるようなったんだなぁと、自社サービスながら地図マニアの一人としてはうれしい限りです。

グランドキャニオンをはじめほかにも面白い場所はたくさんあるはずです。面白い地形を見つけたら「このページのリンク」の埋め込み地図機能を使って、ブログなどで紹介してみてください。

時刻 15:50

嘉悦大学訪問記




このたび、Google Apps Education Edition を導入していただいたごあいさつに、緑美しき花小金井の嘉悦大学さんを訪問しました。


こんな緑あふれる静かな環境で勉強できるなんてうらやましい!

嘉悦大学さんの Google Apps の導入は経営経済学部の田尻慎太郎先生の強力な行動力と発想力、そしてなんといっても 学生の皆さんによりよい IT 環境を提供したいという熱意によって実現されたと言っても過言ではありません!また学生のみなさんで構成されるサポートチームによるユーザーサポートやポスター作成など、学校全体で盛り上げていこうという熱意と情熱が感じられるとてもすばらしい学校でした。


田尻先生とサポートチーム。左から 2 番目下が田尻先生。

Google Apps Education Edition とは Google が提供する Web アプリケーションを統合して教育機関向けに提供しているホスティング型サービスです。利用できるサービスは電子メールの「 Gmail 」、スケジュール、タスク管理用の「 Google カレンダー」、インスタントメッセンジャーの「 Google トーク」、ワープロ、表計算、プレゼンテーションソフトの「 Google ドキュメント」、Web ページ作成ツールの「 Page Creator 」になります。これらのサービスを独自ドメインで学生や教職員のみなさまに無料でご利用いただいています。

嘉悦大学さんでは Gmail を独自ドメイン( kaetsu.ac.jp )で学生や教職員のみなさまが利用しています。年内には卒業生も利用できるようにするそうです。さらに来年度には Google カレンダー、Google トークも導入予定だとか。また、嘉悦大学さんでは Google が提供する API を利用することで、学校内の LDAP ユーザアカウントと Google Apps のユーザーアカウントを連携させたり、ユーザの利用状況の統計情報等も取得しています。さらにドメインエイリアスと転送設定を利用いただくことで、特別なシステムを追加設置することなく移行期間中のメールシステムの並行運用も実現されました。

ご担当の田尻先生からとても嬉しいコメントをいただきました。

「私たちの使命はネットワーク上でのコミュニケーションやコラボレーションに通じた学生を一人でも多く育てることです。そのための情報基盤の一部として Google Apps Education Edition が現在もっとも優れていると判断しました。決してメールサービスの運用コストをゼロにするために選んだわけではないのですが、結果としてその分の浮いた予算を、学生サービスの更なる向上に回せるのも大きなメリットです。

Google には導入前の段階から協力をいただきました。テストドメインを使わせていただけたので、実際に動かしながら並行運用や認証同期の目処をつけることができました。そのための技術情報が公開されているのも Google Apps を選んだ理由の一つです。私たちの質問に、常に迅速に回答してくださった Google のスタッフにはとても感謝しています。

今後、嘉悦大学では Google Apps を活用して情報教育の内容もバージョンアップしていきます。うちの学生が日本で一番 Google のサービスを上手に使えるようになれば、個人的にはとても嬉しいです。」


授業にもお邪魔してきました。



嘉悦大学のみなさん、Google Apps をバリバリ使いこなして、学生生活をエンジョイしてください!

時刻 14:13

デベロッパー交流会(第3回) -Vol.4




デベロッパー交流会(第3回)終了後、懇親会が開催されました。

懇親会では交流会で質問されたGoogle エンジニアのライフスタイルが引き続き話題となりました。はたして毎日どれくらいの時間コーディングを行っているかを参加者一同で比べあうこととなりましたが、答えは一同3~4時間と思いのほか短いものでした。やはり、集中してコーディングできる時間というのはだいたい同じなようです。では、それ以外の時間はどうしているのかといえば、新しいAPIやライブラリで遊んだり、他の興味深いサービスを調べてみたりと、結局は常にエンジニアとしての刺激に満ちた時間を過ごしているとのこと。懇親会は互いに自分が見つけた面白いウェブサイトや技術の情報交換会となりました。


また、参加者の興味はこの日(11月2日)に公開されたOpenSocial にあり、Googlerが質問攻めとなってしまいました。国内でも大手SNSが早々と対応を表明したこともあり、一堂、Google Data APIsの普及を強く予感したようです。

OpenSocialの情報はこちらで公開されています。英語のページではありますが、ご一読いただき、新たな可能性をぜひ感じてください。

交流会は今後も開催を予定しています。デベロッパー交流会についての情報は Google Code ディスカッション グループ で提供します。ぜひご登録ください。

時刻 13:24

デベロッパー交流会(第3回) -Vol.3


前回はGoogle Data APIs を活用したアプリケーションを紹介しました。今回はその開発にまつわる苦労話やTipsをお伝えします。

デベロッパー交流会(第3回)は4回に分けて掲載しています。更新をいち早く知りたい方はGoogle Code ディスカッショングループ にご登録ください。


Google Data APIs 苦労話/Tips集

石原:Google Data APIsを使う上で、苦労された点やTipsはありますでしょうか?

櫻吉さん:もっとサンプルコードが公開されていれば楽だったと思います。開発スピードを高めるには、サンプルから必要な箇所を切り出して組み合わせるのが一番です。ドキュメントをきちんと読めば良いのでしょうが、今は英語のドキュメントですよね。やはり言語の壁はどうしてもありますので、なかなか難しいと思います。

岸本:Zend Frameworkでは、Google Data APIsに対応したPHPのライブラリを提供しています。このコミュニティではドキュメントの日本語化にも取り組んでいるため、日本語のドキュメントを見ることができます。

櫻吉さん:Tipsという意味では、JavaScriptで作るならば、FirefoxFirebugの組み合わせがやはり便利です。ただし、Firefox以外のブラウザに対応させるのは大変ですけれども。

尾藤さん:Tipsではないですが、あえてJavaScriptを使わない、という選択も開発を行う上で必要だと思います。コンシューマ向けのウェブサービスはブックマークされるため、あるいは他のコンテンツからリンクをされてページランクを上げるためにパーマリンクであることも必要であると思うのです。そのためには、古典的な手法ではありますが、コンテンツ間でのページ遷移も必要となります。一方、Ajaxではあまり遷移が発生せず、特定のコンテンツへのパーマリンクもできません。ですから、あえてJavaScriptは使わないという選択肢もあると思うのです。もちろん、これはさまざまなブラウザに対応させるという点でも有利です。

半谷:逆にGmailのような閉じたサービスにとっては、パーマリンクできないAjaxの特性は有用でしょう。認証はもちろんかかっていますが、個々のメールにパーマリンクがあれば、リンクされてしまう可能性もありますから。

増井さん:機能を提供するか、コンテンツを提供するかの違いでAjaxの必要性が変わるのだと思います。Gmailのように機能を提供するサービスではAjaxは操作性も良く便利ですが、コンテンツを提供するサービスではあえてAjaxを使わずにパーマリンクを可能とさせることも1つの選択肢なのだと思います

Googleへの質問・要望

石原: Google Data APIs、もしくはGoogleへの質問や要望はありますか?

櫻吉さん:Googleドキュメントのスプレッドシートからグラフを取得することはできるのでしょうか?

半谷:現在はできません。グラフの画像データを取得するよりも、数値を取得し、グラフを自ら描画させるほうがニーズにあったグラフが作れるのでは、と思います。

尾藤さん:USGoogle エンジニアのライフスタイルを教えてもらえますか?

半谷:これは私個人のライフスタイルですが…午前はメールをチェックしつつ、ランチに何を食べるかをチェックします。Googleのマウンテンビュー・オフィスにはランチができるカフェがたくさんあるので、どこへ行くか決める必要があるのです。ランチ後はコーディングや打ち合わせなどを行いつつ、夕食をどこで食べるか検討します。食べてばかりですが、ここに一人前のGooglerになったか否かを見極めるポイントがあるのです。それはランチに文句をつけはじめること。キャンパス内に多数のカフェが点在するGoogleで「また同じメニューだよ」と言えるようになれば、だいぶGoogleに馴染んだと言えるでしょう。

石原:Googleの朝食もポイントです。すごくおいしいけれど、9時ごろまでにいかないと食べられないのです。だから自然と早く出社してしまうのです。当然、早くに出社すれば、仕事もすることになりますが、これが狙いなのかもしれませんね。






交流会の様子
(苦労話/Tips)



交流会の様子
(Googleへの要望・質問)


最後はGoogle Data APIsとは離れた質問となってしまいましたが、盛り上がった交流会の様子は伝わったでしょうか?

次回は恒例の懇親会の様子をお伝えします。



時刻 10:58

デベロッパー交流会(第3回) -Vol.2


Google Data APIs を利用してマッシュアップをする視点、自らのサービスをGoogle Data APIsに対応させることによってマッシュアップされる視点。前回はこの2つの異なる視点での意見が述べられました。今回は実際に動作するGoogle Data APIs を使用したアプリケーションと、Google Data APIsのビジネス面での展望についてのディスカッションをご紹介します。

デベロッパー交流会(第3回)は4回に分けて掲載します。更新をいち早く知りたい方はGoogle Code ディスカッション グループにご登録ください。


Google Data APIs サンプル・アプリケーション

石原:Google Data APIsが何かを理解するには、事例を見ることが一番分かりやすいですね。皆さんが作られたウェブアプリケーションを紹介してもらえますか。

櫻吉さん:私はGoogleカレンダー を利用し、タスク管理を行うアプリケーション「二次元タスクリスト 」を作りました。これは2つのGoogle カレンダーを利用しています。それぞれを「タスク登録用」「作業時間登録用」として必要事項を記入します。これらのカレンダーからGoogle Data APIsを用いてデータを取り出してマージし、緊急度と重要度を座標軸としてタスクを表示したものが「二次元タスクリスト」となります。

半谷:これはGoogle カレンダーがプライマリー、セカンダリーという形で複数のカレンダーをもてる機能とGoogle Data APIsの特徴を最大限に利用したアプリケーションですね。サービスを提供する側としては、ここまで使い込んでくれると嬉しいですものです。

桜庭さん:私はPicasa ウェブアルバム を利用したアプリケーションを作ってみました。ロジックはJavaで、GUIJavaFXで作り、Picasaから画像データを取得して、iPodのように写真を表示するアプリケーションです。

作ってみて気がついた点は、認証の仕組みがシンプルで開発がとても楽だったことです。Flickrでも同様なことを作るのは可能ですが、認証の仕組みが煩雑なので、それと比べるとGoogle Data APIsはとても使いやすいですね。

石原Picasaからは画像の他にもデータは取得できるのですか

桜庭さん:画像のほかに、画像名や撮影日時などのメタデータも取得できます。あらかじめ登録されているならば、ジオデータを取得することもできます。

半谷:Google Data APIsを使い、あとからジオデータを付加することもできますね。

桜庭さん:Google Data APIsを利用したウェブアプリケーションとして「こみゅすけ」を紹介しましょう。これは私の友人の田中洋一郎さんが作成したもので、コミュニティの活動情報をまとめて見られるサービスです。Googleカレンダーに登録されたイベント情報をGoogle Data APIsを利用して取得し、地図上にプロットします。たとえば、来週のイベントを調べれば、場所と時間、天気予報まで表示されます。

Google Data APIsでビジネス

石原:ではGoogle Data APIsをビジネスで活用するにはどのようなアイデアがあるでしょうか?

尾藤さん: 今日(注)リリースされたSNS 共通規格であるGoogleの「OpenSocial」はGoogle Data APIsと関係しているのでしょうか?関係しているならばビジネス的に大きな意味を持つと思います。

(注:「デベロッパー交流会(第3回)」は112日に開催されました)

半谷:関係してくると思います。簡単に言えば、Google Data APIsを使いSNSのデータにアクセスできることになります。OpenSocialによって さまざまなSNSに対し共通したAPIでアクセスできるようになるということは、Google Data APIsを活用することによって、複数のSNSをまたいだサービスが実現できるということになります。

桜庭さん:となると、RSSリーダーのSNS版のようなものも出てくるでしょうね。

増井さん:アイデアはいろいろひらめきます。帰ったらOpenSocialについてのドキュメントを読んでみます!

尾藤さん:もう1つ気になることがあります。GoogleのAPIを利用して本格的なビジネスを行う場合、たとえばアクセスが急増するような事態となることでGoogleのAPIが利用できなくなるのではという恐れがありますが、良い解決方法はあるのでしょうか。

石原:Google のAPIはライセンスの範囲内で基本的に無料でお使いいただけます。しかし、より高いレベルの保障が必要なお客様には有償ライセンスプログラムも用意して います。Google Data APIsに対応したGoogle カレンダーやGoogle ドキュメントについてはGoogle Apps Premier Edition をご利用いただければ、ビジネスでお使いいただくうえでも満足していただけるはずです。





交流会の様子
(サンプル・アプリケーション)




交流会の様子
(Google Maps API でビジネス)

ちょうど交流会の開催日に発表されたGoogleの新しい技術で話題が盛り上がったひと時でした。リアルタイムで新たな技術の登場とその展望を語り合えたことは、とても貴重な経験でした。このディスカッションが皆様のビジネスのヒントとなればと思います

次回はGoogle Data APIsに関する苦労話や質問をお伝えします。



時刻 13:17

デベロッパー交流会 パネリスト、聴講者募集



デベロッパーの皆様とGoogleとの交流を目的とした「Google デベロッパーホーム」がスタートしました。

Google デベロッパー ホームでは、これまでお届けしてきた「デベロッパー交流会」だけでなく、Google のテクノロジーやサービスを使いこなすための秘訣、さらには日本語による技術解説など、デベロッパーの皆さんにとって有益な情報をお伝えしていきます。

なお、来る12月7日に開催予定の「デベロッパー交流会」では、今回初めての試みとしてパネリスト及び聴講ご希望の方を募集いたします。


12月開催 デベロッパー交流会 パネリスト、聴講者募集のご案内    
                               
12月7日(金)に開催予定のデベロッパー交流会にパネリストと聴講者をご招待します。     
今回のデベロッパー交流会のテーマは「Google Gears」です。Googleのエンジニアや第一線で活躍されるデベロッパーの方々と一緒にGoogleのテクノロジーについて大いにディスカッションしましょう!                 
 
///// 12月開催 デベロッパー交流会概要 /////            
   
 開催日時:2007年12月7日(金) 13時開場 
 開催場所:東京コンファレンスセンター・品川 
  
 募集条件、方法の詳細はこちらをご覧ください。          


聴講ご希望の方の応募方法につきましては後日、デベロッパーホームにてお伝えいたします。

是非デベロッパーホームのこれからの取り組みにご期待ください。

時刻 10:47

デベロッパー交流会(第3回) -Vol.1



第3回目となる「Google デベロッパー交流会」を開催しました。今回のテーマは「Google Data APIs(GData) 」です。

Google カレンダー Picasa ウェブアルバムYouTube などGoogleが提供する10種類のサービスとデータをやりとりする「Google Data APIs」の活用方法など、今回もデベロッパーの皆さんにヒントとなるディスカッションの様子をお届けます。

デベロッパー交流会(第3回)は4回に分けて掲載します。更新をいち早く知りたい方はGoogle Code ディスカッショングループ にご登録ください。

ゲスト(50音順)

櫻吉 清(さくらきち きよし) さん
CNET Japan読者ブログで「将来のPC業界パワーバランス」を執筆する他、自身のブログでGoogle APIの技術的コメントを記しています。





櫻庭 祐一(さくらば ゆういち)さん
Java in the Box 主催。Java SEを中心におもしろい技術を日々追求しています。





尾藤 正人(びとう まさと)さん
2003年度未踏ユースプロジェクトに採択され、「みかん - サーバ自動選択型FTPサーバの開発」プロジェクトを推進。ウノウでは写真共有サイト「フォト蔵」の開発に従事、日々怪しいものを求めています。




増井 雄一郎 (ますい ゆういちろう)さん
Ruby on Railsを用いて10分間でブックマーク・システムを作成した映像「10分でできるRails アプリケーション」や、 入浴中にコーディングする様子を公開し話題のプログラマーです。




Googler

石原 直樹(いしはら なおき)
デベロッパー交流会 司会
ビジネス プロダクト マネージャー





半谷 明(はんがい あきら)
ソフトウェアエンジニア






岸本 豪(きしもと たけし)
プロダクト マネージャー





石原: Googleのさまざまなサービスとのデータ連携を実現するGoogle Data APIsは、皆さんにとってどのような技術でしょう?

尾藤さん:私は開発のスピードアップという点でGoogle Data APIsに注目しています。一般的にAPIを利用してマッシュアップを行えば、すべて一からサービスを作るよりも開発速度は上がります。しかし、複数のサービスを組み合わせてマッシュアップを行う場合には、それぞれ異なるAPIについて学ぶ必要があり、決して効率的ではありません。一方、さまざまなサービスが対応しているGoogle Data APIsならば、一度学べばさまざまな状況で利用することができるため、学習の効率という点でも開発のスピードアップに貢献すると思うのです。

櫻吉さん: Google Data APIsはとても使いやすいAPIですね。私は、Google Data APIsを使ったアプリケーションを自分のブログで公開しています。その中で、アプリケーションを作る際に必要なデータが既存のサービスにない場合、Googleドキュメントのスプレッドシートにデータを記述しておき、Google Data APIsを用いて、スプレッドシートからデータを取り出すという工夫をしたものがあります。つまり、Googleドキュメントなどをデータベースとしても利用できるということです。この場合、データの送信側を作る必要がないこともメリットになります。

庭さん:フィードを扱うアプリケーションでは、RSSのバージョンの違いの処理が大きな問題となります。しかし、Google Data APIsを使えばこの問題は解決できます。これはデベロッパーにはとても嬉しいことです。また、フィードはサーバからクライアントへの一方通行な情報でしたが、Google Data APIsはクライアントからサーバへの情報の流れも実現する技術です。これは、面白いことができそうな要素ですね。

増井さん:その名称からGoogleのサービスと連携するためだけの技術に思われがちですが、特にGoogleに限らずともサービスを提供する側の立場から見て魅力的な技術だと思います。たとえば、自分で作ったサービスをGoogle Data APIsに対応させれば、独自のAPIを作るよりも多くのデベロッパーに利用してもらえるでしょう。それに、独自のAPIを作る場合、ドキュメントを作るだけでも大変ですしね。




交流会の様子
あなたにとってGoogle Data APIsとはなんですか?



これまでのデベロッパー交流会でご紹介してきたiGoogleGoogle Maps APIとは異なり、さまざまなサービスに対応するGoogle Data APIsは、立場によって捉え方が異なることがお分かりいただけましたでしょうか?次回はGoogle Data APIsGoogleのサービスを活用した開発例を紹介します。



時刻 10:25

エンジニア向け会社説明会第2弾のお知らせ



Google東京R&D センターでは、プログラマや開発リーダーの方に、 Google の職場環境や具体的な仕事を知っていただくための会社説明会を実施いたします。

9月に開催した会社説明会第1弾は、多くの方に参加していただき、大変好評でしたが、「休日にも開催してほしい ! 」 というご希望にこたえるべく、このたび第2弾を11月23日(金)に行います。

「東京R&Dセンターはどんなところなの ? 」「Google のエンジニアや、技術マネージャーは実際どんな仕事をしているの ? 」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
当日はGoogleのカルチャーや環境、採用プロセスの説明をさせていただき、オフィスの一部をご案内する予定です。そして、前回はご紹介しなかった技術職種 ( たとえば、動画関係や英語を多用する職種など )に関してもご紹介します。

Googleでの研究開発に興味をお持ちのエンジニアの方からのご参加を、心よりお待ちしております。
こちらのお申し込みフォームよりご登録ください (ご参加につきましては、ご登録が必須となります )。

日時: 2007 年 11 月 23 日金曜日 13:00 開場 13:30 開始
( 1 時間半程度を予定しております。)

場所: Google 東京オフィス

お申し込み方法:


ご注意:
  • 参加登録後、21日までに、Googleより、参加証を発行させていただきます。当日、参加証なしのご参加はできかねますので、ご了承ください。
  • スペースの都合により、応募多数の場合は、選考とさせていただきます。21日までに参加証発行をもって、当選とさせていただきますので、ご了承ください。
  • 下記職種に該当するエンジニアの方のみを対象とさせていただいております。

対象となる募集職種:




時刻 23:35

マリオカート部活動報告: マリオカート交流試合 vs サイボウズ



もうすっかり秋ですね。

以前、マリオカート部についてブログを書いたところ、なんと、サイボウズさんから対戦しませんか?というお申し出を頂きました。
そこで今日は先日行われました「グーグル vs サイボウズ マリオカート交流試合」について写真と動画でご報告します。
交流試合は両チームあわせて 20 名近くという大人数で行われました。
まず最初はウォーミングアップも兼ねて、双方 3 チームに分かれ、各グループごとに対戦しました。


ある程度体がほぐれてきたところで、両チームの代表 4 名ずつによる、真剣勝負。
いつもとは走り方の違う相手と戦うので、お互い緊張感が高まります。



折角なので、頂上決戦の様子は他の人にもわかりやすいようにビデオカメラで撮影し、壁のスクリーンに投影してみました。
ライン取りなど、お互いに新しい発見があり、外野も盛り上がりました。





結果はグーグルマリオカート部の精鋭が勝利、先にブログを書いた側として体面を保つことができました。



代表同士の戦いの後は、場所を居酒屋に移して再試合。
混合チームを作ってのチーム戦などで盛り上がりました。







いつもとは違った相手との対戦によって緊張感のある試合ができ、楽しい一日となりました。
交流試合のお誘いを頂いたサイボウズさん、本当にありがとうございました!
(サイボウズさんにもブログ記事を書いていただきました。 サイボウズ マーコムブログ:グーグルとの直接対決!)

時刻 18:55

Android アプリケーション開発環境のリリースと Android デベロッパーチャレンジのお知らせ




本日、Android アプリケーション開発環境 ( SDK ) の最初のバージョンを公開しました。

Android は、Linux kernel 2.6 上に構築された、堅牢なOS、さまざまなライブラリ、多彩なマルチメディアユーザインターフェースを提供するモバイル端末向けソフトウェアプラットフォームです。本日リリースされた Android SDK によって、Android プラットフォームで動作するアプリケーションを Java 言語で開発していただけるようになりました。Android を採用したモバイル端末はまだ発表されていませんが、Android 用アプリケーションの開発は今日から可能です。Android SDK にはデバイスエミュレータはもちろんのこと、デバッグツール、さまざまなドキュメント、Eclipseのプラグインなども含まれています。SDKの詳細およびダウンロードに関してはこちらをご覧ください。

さらに賞金総額1,000万ドルを超えるアプリケーションコンテスト「 Android デベロッパーチャレンジ 」を開催します。
Android 上で動作するステキなアプリケーションを開発された方に、Googleから総額1,000万ドル(日本円にして11億円超)の賞金が送られるコンテストです ! Android デベロッパーチャレンジは I および II の二回開催。今回はとりあえず I のみ募集します。

1. Android SDKをダウンロード
2. ステキなアプリを開発
3. 開発したアプリを2008年1月2日から3月3日の間に応募

これで応募完了!Android デベロッパーチャレンジに関する情報はこちらをご覧ください。
なお、デベロッパーチャレンジ II は2008年の下半期、Android プラットフォームを採用した端末が完成した後に開催される予定です。

どんなアプリケーションを作れば良いのか迷っているかたにちょっとヒントです。どんな種類のアプリケーションでも大歓迎ですが、よりよいモバイルサービスをユーザーが体験できる、Android の能力を最大限活用した魅力的なアプリケーションを期待しています。もちろんお一人が複数のアプリケーションを応募することも可能です。とりあえず、次のようなアプリケーションはどうでしょうか?

* ソーシャルネットワーキング系アプリ
* 写真管理・編集・共有のような、メディア系アプリ
* メール・IM・カレンダーのような便利アプリ
* ゲーム
* ニュース・情報系アプリ (天気・交通・スポーツ・株価など)
* これまでのユーザーインターフェースの常識を覆すようなもの
* マッシュアップ機能を活用したもの
* 位置情報を活用したもの
* Googleのウェブサービスを活用したもの
* 人道上役に立つもの(病気・気候変化・自然災害などのモニタリングなど)
* そして、あなたが面白いと思うものは何でも!

Android プラットフォームをフルに活用した、面白い、そして便利なアプリケーションがたくさん応募されることを期待しています。我こそはと思うアプリケーション開発者の皆様、是非奮ってご応募ください。お待ちしています!

時刻 0:52

iGoogle ガジェットコンテスト:受賞作品決定!






7 月から iGoogle ガジェットコンテストに応募されたガジェット開発者の皆さん、ありがとうございました!先日、ついに結果を発表しまたので、ブログでご紹介させていただきます。優秀な開発者の皆さんから面白いガジェットが 172 個も応募されましたので、その中からトップを選ぶのは大変な作業で、力作も多く、絞り込むのが大変でした。Impress R&D 社様と Google のエンジニアで、一緒に一つ一つ確認しましたが、甲乙つけがたいものが多く、結果的に特別賞を 2 つに増やし、Impress R&D 賞を 2 つ追加することとしました。

さて、ここでトップ 3 をご紹介します:グランプリの QR Edit は携帯向けのバーコードをらくらく作成、準グランプリの StartCommand は、iGoogle から簡単に各ウェブサイトで検索、特別賞の U.T. (The Unique Translator) は英語の勉強を面白くしてくれ、CO2 Calculator は自分の生活の二酸化炭素の排出量を計算し、マイナス 6 %への貢献ができます。それ以外にもいろいろと生活に役立つツールが並んでいるので、ぜひ選考された 11 個のガジェットをご覧いただき、実際に自分の iGoogle ページに追加して使ってみてください。

全受賞作品はこちらになります。
グランプリQR Edit
準グランプリStartCommand
特別賞CO2Calculator
特別賞U.T. (The Unique Translator)
Impress R&D 特別賞Dragging Puzzle
Impress R&D 特別賞JavaScript Console
入賞はてなブックマークビューア
入賞地震が起きたぞ!
入賞検索中
入賞抵抗器カラーコード換算機
入賞Find Job! 求人情報(β)


自分のイメージ通りにカスタマイズできる iGoogle 。そしてそのことを可能にする皆さんが開発するガジェット。ガジェットを作るためのリソースがコンテストのサイトにたくさん載っていますし、いくつかの便利な記事 / チュトーリアルもありますので、是非参考にしてください。コンテストは終わりましたが、引き続き面白くて楽しいガジェットを作ってみてください!

時刻 9:35

Social になることで、Web が進化します



Web の世界のキラーアプリは、メール、IM (インスタントメッセージ)、ブログなどありますが、それらを使うことによって、私たちは友だちや家族、世界中の人々とコミュニケーションできるようになりました。 Web なしのコミュニケーションは今や考えづらくなってきましたね。
さらに、最近 Web の新しい側面が見えてきました。"Social" がキーワードです。この次世代では、 Web やアプリがどのように私たちへに接続するか、あるいは私たちが友人たちと行っているオンライン活動が大切になってきます。

SNS は、その次世代の一部といっていいでしょう。さらに SNS では開発者向けに API も公開され始めていて、サードパーティが自分たちの Web サイトを革新するのに使いはじめています。これはすばらしいことです。
しかし、このままでは開発者が覚えなくてはならない API がどんどん増えていくということも意味しています。そこで、私たちは Web の現状を見て、どのようにしたらソフトウェア開発がサイト側にとっても、開発者にとっても楽になるかを考えました。その答えが今回発表した OpenSocial なのです。

OpenSocial の実態は、API セットですが、共通化されているのが特徴です。つまり、 SNS のような様々な Social Web サイトで使用することができます。mixi, MySpace, Plaxo, Hi5, Ning, orkut, LinkedIn を含む数多くのサイトが対象です。開発者は一つの API だけを覚えれば、そして一つの Social アプリケーションを作ればよくなるのです。そのアプリケーションはどのサイトでも動きます。一度覚えれば、どのサイト向けにもプログラミングできる - これが実現できるのです。そして、これらのアプリケーションは Web の標準、つまり HTML や JavaScript を使用していますから、新しいプログラミング言語を覚える必要もないのです。

しかし、多分もっと面白いことは別にあります。人々の社会活動に新しい領域が加わるということです。 OpenSocial は、伝統的ではない社会活動もサポートしています。たとえば、Salesforce.com やオラクルがそれになります。共通 API を使って、社会的な役割を拡張することも可能です。多くの楽しい、娯楽用の Social アプリケーションだけでなく、将来はビジネス用の Social アプリケーションも数多く生まれてくると考えています。
最後にもう少し補足させてください。Web は世界規模です。それが OpenSocial が活躍する領域でもあります。もし、あなたが接続している Web サイトが、いったん OpenSocial をサポートしていたら、OpenSocial を通じて 12 以上の国にいる 2 億以上のユーザにつながることもできるのです。私たちは今から数ヶ月以内に、OpenSocial の基盤をさらに固めて、Social Web サイトにとっての共通の夢を実現させていきます。

ともかく、まだ始まったばかりです。まずは Orkut の sandbox にサインアップしてください。次に、OpenSocial の API ドキュメントを眺めてください。最後に、これらの Web サイトすべてが OpenSocial をサポートしたとしたら何が可能かを考えてみてください。

時刻 12:45

「Google Data APIs(GData)」をテーマとしたデベロッパー交流会(第3回)を開催しました



デベロッパー交流会の第3回を本日開催しました。
テーマは「Google Data APIs(GData)」です。

今回も経験豊かなデベロッパーの方々にお集まり頂き、GoogleのエンジニアとともにGoogle Data APIsの活用のアイデアや効率の良い開発方法などについてサンプルコードを交えて活発なディスカッションが行われました。

【ゲストの方々】
櫻吉 清(さくらきち きよし)さん
櫻庭 祐一(さくらば ゆういち)さん
尾藤 正人(びとう まさと)さん
増井 雄一郎(ますい ゆういちろう)さん


この交流会の詳細は後日「デベロッパー交流会グループ」にてお伝えいたします。

これまでに開催したデベロッパー交流会については、こちら(第1回)こちら(第2回) をご覧ください。

時刻 17:15

大規模日本語 n-gram データの公開

工藤拓・賀沢秀人(ソフトウェアエンジニア)

突然ですが、穴埋めクイズです。下線部に入る単語はなんでしょう?

グーグルで_____

おそらく、「検索」「調べる」「探す」といった単語を思いつくのではないでしょうか? 実際に、Webにあるドキュメントをくまなく調べ、「グーグルで」の後にくる単語を調べると、「検索」が1位であるとがわかります。

一般に、直前の(N-1)個の単語を見て、次の単語を予測するモデルをN-gram言語モデルといいます。さきほどは、「グーグル」 と 「で」の2単語から次を予想しているので、3-gram言語モデルの例となります。現時点の単語が、直前の(N-1)個のみに影響を受けるという仮説は、一見現実離れしているようですが、実際には非常に有効な場合も多く、かな漢字変換、OCRのエラー訂正、機械翻訳、音声認識などに広く用いられています。たとえば、音声認識の場合、ノイズ等で現時点の単語をシステムが聞き取れなくても、言語モデルを使って過去の単語から予測することができます。


このたび、Web から抽出した約200億文(約2550億単語)の日本語データから作成したn-gramデータ(1~7 gram)を公開致しました。データの配布にあたっては特定非営利活動法人 言語資源協会(以下、GSK)の言語資源流通サービスを利用させて頂いており、団体・個人の区別なく御利用頂けます。詳しくはこちらのページを御覧下さい。(なおデータ配布についてのお問い合わせはGSKへお願い致します。)

さて、実際のデータの中身ですが次のようになっています。

単語数: 255,198,240,937 (2550億)
総文数: 20,036,793,177 (200億)
異なり 1-gram 数: 2,565,424
異なり 2-gram 数: 80,513,289
異なり 3-gram 数: 394,482,216
異なり 4-gram 数: 707,787,333
異なり 5-gram 数: 776,378,943
異なり 6-gram 数: 688,782,933
異なり 7-gram 数: 570,204,252

以下が 7-gram データの例です。7つの単語の並びのあとに、その並びの出現頻度が記録されています。

グーグル で 検索 し て い た 39
グーグル で 検索 し て い たら 143
グーグル で 検索 し て い て 45
グーグル で 検索 し て いる と 33
グーグル で 検索 し て おく べき 27
グーグル で 検索 し て ください 。 92
グーグル で 検索 し て こちら の 37
グーグル で 検索 し て しまい まし 24
グーグル で 検索 し て たら さぁ 50
グーグル で 検索 し て たら 見つけ 37
グーグル で 検索 し て で て 26
グーグル で 検索 し て み た 639
グーグル で 検索 し て み たら 450


そもそも、今回のデータ公開は
ある大学の先生との雑談をきっかけとして、工藤と賀沢が「20%ルール」を使っておこなった成果です。(Google の「20%ルール」とは、勤務時間の20%を自分の好きなことに使ってよい、という社内ルールです。)

実は英語に関しては Googleはn-gramデータを既に公開しています。今回の日本語n-gramデータは、英語データを作成したシステムに次のような日本語独自の処理を加えて構築しています。(データの作成はGoogleの大規模分散処理システムMapReduceを用いて、数千台規模の計算機クラスタを使って行いました。)

  1. 文字の正規化 : 日本語には半角全角や特殊文字といった文字のバリエーションがあるため、Unicode NFKC に基づいた正規化を行いました。
  2. 単語分割: 日本語は英語のようにスペースで単語が分割されていません。そこで、工藤が開発に携わっているオープンソースの形態素解析エンジンMeCabを使用して単語に分割しました。(余談ですが、個人的に関わっているソフトウェアがWeb全体を解析するのに使われたのは、とてもエキサイティングな経験で、 エンジニア冥利に尽きます。(工藤))

データ自体はとてもシンプルなものですが、使い方次第で色々と面白いことができると思います。是非お試し下さい。

なお今回の言語資源協会を通じたデータ公開にあたっては、北陸先端科学技術大学院大学の白井清昭先生に多大な御尽力を頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。


■変更履歴
n-gram の異なり数に誤りがございました。本文は修正済みです。
[2007/11/03 01:09]


時刻 17:35